【日本ペット栄養学会】ペット栄養管理士(B教程)の講習会に参加しました♪|【TICA Cat Show】ペイジちゃんの応援に行って来たよ♪

6月11日(土曜日)の午前中にキャットショー(TIAC)が東京中央区産業会館で開催されており、だいちゃん(ベンガル)の兄妹のペイジちゃんが出ているので応援をしに行ってきました。ペイジちゃんは、キャットショーに慣れているので審査の時も猫じゃらしを狙ったり、ポーズも決まっていました。愛嬌があって本当に可愛かったです😍

午後からは、日本ペット栄養学会が主催するペット栄養管理士B教程の講義が2日間にわたり武蔵野市の日本獣医生命科学大学で行われたので受講してきました。今回の講義は栄養素の役割について、慢性腎不全の食事について、疾患別(消火器・肝臓)の栄養について、ペットフード市場についてという興味深いものばかりでした。
【日本ペット栄養学会】ペット栄養管理士(A教程)の講習会に参加しました♪
1月30~31日の2日間、日本獣医生命科学大学(東京都武蔵野市)でペットの栄養に関する知識を学ぶため、日本ペット栄養学会が主催するペット栄養管理士(A教程)の講習会に参加してきました。約300名の獣医科の学生さん、ペット学校の学生さん、動物看護師の方、ペット業界の方など様々な方が参加していました。今...
講義を受けることにより、自分のフードに対する間違った知識が浮き彫りになり改めて改善すべき点を理解することができたと思います。ネットで見る情報や医師の説明が必ずしも正しい答えではないのです。たとえば、猫に多い慢性腎不全に関して、最近の研究結果では3年以上の間隔で予防接種を受けている猫と、毎年または1〜2年ごとに予防接種を受けている猫を比較した場合、予防接種を受けていない猫は慢性腎不全になる確率が低いということがわかったそうです。

また、歯周病の有無と腎機能の密接な関係があり、口の中を清潔にしていると腎不全になりにくいという結果や、ウェットフードよりドライフードの方が腎不全になりにくいなど様々な研究結果が出ているそうです。また、動物に必要な栄養素やそれを助ける消化酵素など人間とは違う部分が多くあり、基本的な知識なしでの手作りフードは猫を病気にしてしまうという危険もあるそうです。

最近、多く聞かれているヒト由来動物感染症(疥癬・真菌症など)や、ヒト由来動物感染症⇔人と動物の共通感染症(ズーノシス)は日本国内では約40~50種類の感染症が確認されています。ペットから伝染る感染症、人から伝染る感染症は私達の身近にある菌が多いとのことです。

動物愛護管理法では、人と動物の共通感染症の予防を含む、動物の適正飼養等に関する所有者の責務規定もあり、ペットも人も健康で過ごすためにもズーノシスについては知る必要があり、また感染症を発症しないためにも普段から室内の掃除や猫のおもちゃや、クッションや寝床などを清潔にし、飼い主もヒト由来感染症なども考えられるので、清潔を保ち楽しく積極的に動物とコミュニケーションをとるように心がけることも大切だと思いました。

大切な家族である猫。ペットとの共生は私たち人間の寿命も延伸します。高齢者に関して、ペット飼育による高齢者医療費用抑制効果としては、ペットとしてイヌを飼っている人は病院への通院回数が8.62回/年に対し、イヌを飼っていない人だと10.37回/年と増加する傾向があります。人も肉体的にも精神的にも穏やかに過ごせるように、そして猫も1年ごとに年をとっていくので、それに合わせて、もっと猫のことを知る努力をし、フードについて、栄養バランスについて、疾患について、治療方法についてこれからも勉強していく必要があると思いました。

現在、猫の飼育環境を改善すべく、高密度飼育は社会的、精神的ストレス(FICの遠因、猫特発性膀胱炎 Feline Interstitial Cystitis)、問題行動、感染症対策も兼ねて根本的に改善するために新しい住空間の準備を検討しています。人とペットの“真の共生”を目指し、ペットが人に与えてくれる“生きがいや元気”や“心身の健康”を命ある動物すべてに温かい思いやりの心をもち笑顔あふれるペットとの生活を目指していきたいと思います🐾

ポーと猫の写真館

猫と一緒にグリーンライフ

【ペイジちゃん】上手にタッチしていました♪

猫と一緒にグリーンライフ

【ペイジちゃん】ちょこんと座っていて可愛い〜♪

猫と一緒にグリーンライフ

【日本獣医生命科学大学】

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【日本獣医生命科学大学】

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【日本獣医生命科学大学】牛さんのベンチ♪

https://aosorafuu.com/13471/
【関連リンク】
日本ペット栄養学会

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