【ベンガル】りく・かい・くうちゃんの大冒険5日目|【猫下部尿路疾患(FLUTD)】りくちゃん動物病へ行く

りくちゃん(ベンガル猫)の血尿が続いているので、かかりつけの動物病院へ朝一番に行ってきました。

猫下部尿路疾患(FLUTD)の診断をするためには消去法で検査をしていくということでまずはエコーで結石がないかどうかチェックを行いました。膀胱内には結石はなく問題はありませんでした。次に尿検査のため圧迫排尿で尿を出してもらいました。尿検査では細菌(±)、潜血(3+)、pH(6〜7)でした。細菌が多くあるとアルカリ性に傾くので今回では、はそんなに多くの細菌はないようです。尿検査、エコーの結果で総合的に突発性膀胱炎ということでした。

突発性膀胱炎の原因は殆どが特定出来ないようです。今回は環境の変化が大きな要因ではないかということでした。治療法としては以前は抗生物質や抗うつ剤や点滴など薬を用いる方法が取られていたようですが、最新の獣医学会などでは薬の効果はあまり期待できないとの見解で、猫の体に負担をかけない食事療法が取り入れられているそうです。猫は細菌に強く尿路感染症は殆どないそうです。なので膀胱炎で抗生物質を使うことは少ないそうです。

水分を多く取り、たくさんおしっこを出し、尿のpHをコントロールするフードを与えることで膀胱炎症状を早く取り除く事ができるようです。
突発性膀胱炎は殆どが何もしなくても4〜7日で自然治癒することが多いようですが、再発がやや高いのも特徴のようです。
りくちゃんの苦痛を少しでも早く取り除いてあげたいので、今日から食事療法を開始することになりました。

猫の突発性膀胱炎について調べてみました。

目次

【猫下部尿路疾患(FLUTD)】

・突発性膀胱炎(約6割)
・尿石症(約1〜2割)
・尿道栓子(約1〜2割)
・解剖学的尿路異常(約1割)
・行動学的傷害(約1割)
・尿路感染症(約1割)
・腫瘍(約1割)

【病態】

症状としては血尿、排尿困難、粗相などを伴い治療の有無に関係なく4〜7日以内で自然寛解することがある。しかし、その後同様症状が出現し再発することが多い。

【原因】

特定出来ない事が多い。ストレス、神経分泌系の不均衡、病原微生物、尿路上皮バリアの変化、肥満細胞浸潤、自己免疫疾患など色々と言われている。

【診断】

除外診断(尿検査、レントゲン、エコーでも異常がないこと)

【治療】

症状を軽減しFLUTDの発症間隔を出来るだけ引き延ばす。環境整備、ストレスの軽減、清潔なトイレの準備、安心できる環境作り、尿の希釈するための水分促進、尿比重の調整。

猫下部尿路疾患(FLUTD)とは

猫下部尿路疾患(FLUTD)とは主に下部尿路(膀胱から尿道)に起こる、いろいろな原因と症状を含む病気の総称です。原因のわからない突発性の膀胱炎や不適切な食事による尿路結晶や尿石の形成が猫ではよくみられます。症状が進むと、尿道が詰まって排尿が全くできず尿毒症となり短期間で死亡することもあり、注意が必要な病気です。

猫は、砂漠地域出身の動物なので、水分の喪失を少なくするため、少量で濃い尿を排泄するような体の仕組みになっていて犬や他の動物に比べて下部尿路になまざまな症状が出やすいのです。

こんな症状が出たら要注意

日ごろから猫ちゃんの行動をチェックして、以下の症状がみつかったら、早めに動物病院に相談するといいと思います。
・尿の色がピンク〜赤くなり、血が混ざっていることがある
・トイレでじっとうずくまっている
・力んでいるが尿が出ない
・トイレに行く回数が多くなる
・トイレでないところで排尿をしてしまう
・行動が落ち着かない
・食欲がない/元気がない

ホームケア

新鮮な水を十分に与えましょう
水分を多くとると尿量が増え、尿が薄められ排尿の回数が増加します。ウエットフードは無理することなく水分摂取の増加に役立ちます。

適切な運動をさせましょう

運動量が少ないと、水分摂取量が少なくなりがちです。

トイレを清潔にしておきましょう

トイレが汚れていると、排尿をがまんすることがあり、膀胱に尿が溜まる時間が長くなり、尿石のできるリスクが高くなります。

【食事療法について】

突発性膀胱炎、ストルバイト尿石症、シュウ酸カルシウム尿石症
・ストルバイトやシュウ酸カルシウムの結晶、尿石を形成する要因となるマグネシウム、リン、カルシウムを調整
・オメガ-3脂肪酸の量を調節し、栄養学的に膀胱炎を管理
・抗酸化作用があるビタミンE、ベータカロテンを配合し、健康維持に配慮

りくちゃん突発性膀胱炎について考えてみる
環境の質的向上とストレスの軽減
今回、新たな家族として迎え入れた「りく・かい・くう(ベンガル)ちゃん」と、先住猫の「あお(ロシアンブルー)・そら(ロシアンブルー)・ふう(アビシニアン)ちゃん」との関係を改めて考え直してみる。
・遊びや休憩の為の機会を設ける(爪とぎ、隠れ場所、キャットタワー)
・静かで安全な場所、清潔な食器で飲水、食餌ができるようにする
・静かで十分な数のトイレを用意、適切な排泄物の管理

尿を希釈するための水分摂取の促進
・ウエットフードや食餌回数を増やす

生活環境が新しく変わり、新たに先住猫との関係づくりができるようになるには時間が必要になります。それと同時に、りくちゃんの突発性膀胱炎を時間が経過すれば改善する可能性も当然考えられますが、人間でも膀胱炎は痛く辛いので少しでも早く改善をさせるために食事療法としてフードを切り替え症状が改善するまで続けます。

ヒルズ:猫下部尿路疾患(FLUTD)管理用フード c/dマルチケア+缶詰タイプ

に切り替えます。

ポー
猫ちゃんの健康手帳 2014年2月7日

診療費明細書(りくちゃん)
初診:1050円
尿沈渣検査(無染色):525円
尿科学検査(stick ユリチェック):840円
超音波検査(腹部)(1臓器):1050円
合計:3638円
りくちゃん体重:2.8kg(2014年2月7日現在)

ポーと猫の写真館

猫と一緒にグリーンライフ

【りくちゃん】病院へ来たにゃぁ~(ΦωΦ)ノ

猫と一緒にグリーンライフ

【あおちゃん】これがりくちゃんの治療食にゃのか?(ΦзΦ)

猫と一緒にグリーンライフ

【りくちゃん】うん、思っていたより美味しいよ(Ф∀Ф)

猫と一緒にグリーンライフ

【あお・ふう・りく・かいちゃん】みんな~僕のごはんなのに~(p`・ω・´) q

猫と一緒にグリーンライフ

【あおちゃん】いや~ちびっ子たちは手強いなぁ~<(*ΦωΦ*)>

猫と一緒にグリーンライフ

【あおちゃん】オイオイ!!また暴れてるのかぁ(ノΦωΦ)

猫と一緒にグリーンライフ

【ふう・りくちゃん】りくちゃんのねこぱんちはふうちゃんに負けないよ(ฅ`ω´ฅ)

猫と一緒にグリーンライフ

【かいちゃん】何だこれ?ネジっていうやつか?

猫と一緒にグリーンライフ

【かいちゃん】邪魔だから取ってしまえヾ(*ΦωΦ)/

猫と一緒にグリーンライフ

【りくちゃん】窓際は陽が入ってあったかいよぉ~ヽ(ΦωΦ)ノ

猫と一緒にグリーンライフ

【りくちゃん】なんだか眠くなってきたにゃぁ~( ฅ ω`)~゚

猫と一緒にグリーンライフ

【かいちゃん】かいちゃ〜ん!!キャットタワー裏から登ってるのぉ!!そこは登る所じゃないよ~((o(ΦωΦ)o))

猫と一緒にグリーンライフ

【くうちゃん】おてんば娘くうちゃん!見参(*Ф∇Ф)ノ

猫と一緒にグリーンライフ

【くうちゃん】すごいでしょう!!カーテンレールも歩けるんだから(*^ω^*)

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【りくちゃん】見晴らしがいいにゃ〜

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【りくちゃん】毛並みのお手入れは大事だよ〜

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【りくちゃん】窓際温かいね〜

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【かいちゃん】いい天気だよね〜

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【りくちゃん】やっぱりにゃんボールは落ち着くね〜ヽ(ΦωΦ)ノ

猫と一緒にグリーンライフ

本を購入しましたヽ(ΦωΦ)ノ

ポー
ベンガル健康管理

5:58 りくちゃんちゃん(おしっこ)薄っすら血尿
6:06 くうちゃんちゃん(おしっこ)
6:09 かいちゃんちゃん(おしっこ)
7:39 くうちゃんちゃん(おしっこ)
7:40 りくちゃんちゃん(おしっこ)薄っすら血尿
10:53 りくちゃんちゃん(おしっこ)薄っすら血尿
10:54 くうちゃんちゃん(おしっこ)
10:56 くうちゃんちゃん(うんち)
11:00 かいちゃんちゃん(おしっこ)
13:03 りくちゃんちゃん(おしっこ)薄っすら血尿
13:08 かいちゃんちゃん(おしっこ)
16:20 りくちゃんちゃん(おしっこ)
16:35 りくちゃんちゃん(うんち)
19:30 りくちゃんちゃん(おしっこ)
22:03 りくちゃんちゃん(おしっこ)
22:10 かいちゃん(うんち)
23:44 くうちゃんちゃん(おしっこ)
23:45 くうちゃんちゃん(うんち)

※確実に確認できた時間

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