目次
「猫の特発性膀胱炎」を考えてみる
【猫下部尿路疾患(FLUTD)】
・突発性膀胱炎(約6割)
「猫の特発性膀胱炎」の約60%が治療してもしなくても5~7日間でよくなる場合も多いそうです。猫ちゃんの特発性膀胱炎は単純な膀胱炎ではなく、ある意味ストレスによるものかもしれません。私は、今まで女の子の猫ちゃんを家族として迎え入れてきました。過去において猫ちゃんが突発性膀胱炎になり血尿が出た経験がなく、今回男の子の猫ちゃんを迎え入れ初めて突発性膀胱炎で血尿を経験しました。新たな猫ちゃんを迎え入れる前は、鉱物系のトイレを使用していましたが、衛生の面と尿の色や量や回数を確認するためにシステムトイレに変更しています。トイレの変更に関してはスムーズに移行することができていました。今回は、迎え入れた猫ちゃんが生活時に使用していたトイレが猫砂のため鉱物系の猫砂を一時的に利用しています。
【猫ちゃんとの生活においてストレスを最小限にする方法】
猫ちゃんの個人スペースを確保する
キャットタワーの増設(猫は高い場所に隠れるのが特に好きです)
猫にとって有意義な時間を作る
1日決まった時間には猫ちゃんと過ごす
トイレを清潔にする
猫は匂いに敏感なので定期的に洗い天日干しする
人間の行動を一定のサイクルで行動する
毎日一定のサイクルで行動するように意識する
雑音を最低限にする
猫ちゃんが落ち着けるような環境を創る
猫ちゃんのフードや栄養について考え直す
ビタミンやミネラル、フードについて改めて調べる
猫ちゃんの体重を維持する
運動不足による肥満を防ぐ
十分なインフォームドコンセントによって猫ちゃんの健康をリスクヘッジすることが必要だと思います。猫ちゃんと獣医師との信頼関係を築き、猫ちゃんが獣医師から医療内容を詳しく知らされ、納得した上で治療を進める。具体的には、病気の内容、どんな治療法があるか、治る確率や治療の問題点、危険性などを、飼い主が理解できるように医師が説明をし、飼い主も獣医師の言葉の意味を理解できるように自分なりに調べる努力が必要なのだと思います。
あおちゃん(ロシアンブルー)のアレルギー性皮膚炎や、今回のりくちゃん(ベンガル)の突発性膀胱炎に関しても、家族として迎え入れたのでしっかりと責任を持ち猫ちゃんがより快適に生活ができるように、飼い主である人間が真剣に考え愛情を持って接し行動をしていく必要があるのだと思います。早く元気になってくれると本当に嬉しいです。
家族として迎え入れて明日で1週間が経過します。今日の段階では、先住猫と同じ空間にいても威嚇行動はほとんどすることはなくなりました。本来、先住猫がいた場所に猫ちゃんたちが戻ってきました。まだ、一緒に追いかけっこ等遊ぶことは出来ませんが、鼻キッスや体が触れても威嚇した利する行動は減りました。トイレに関しても、新たに迎え入れた猫ちゃんたちも先住猫のトイレを使うようになったり、先住猫も新しいトイレを使うようになりました。
慌てないで、徐々に仲良くなっていければいいと思います。
ポーと猫の写真館


















