【塊根植物】Operculicarya pachypus , seeds-オペルクリカリア・パキプス 育て方・株の増やし方 備忘録

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】

Operculicarya pachypus
オペルクリカリア・パキプス

ワシントン条約でも国際的な商取引が一切禁止される上位である一種のサイテス(CITES Appendix II,2010年6月23日)に指定されています。Operculicarya decaryi(オペルクリカリア・デカリー,2013年6月12日)、Operculicarya hyphaenoides(オペルクリカリア・ヒファエノイデス,2010年6月23日)も付属書IIに記載されています。樹皮は灰色のコルクのような凹凸ができ、幹は成長するにつれ樽状に太っていきます。枝は灰色から灰褐色でジグサグに伸び、小くて丸い葉っぱを旺盛に茂らせます。痩せた砂質の土壌に自生しています。

【科・属】
Anacardiaceae Operculicarya
ウルシ科オペルクリカリア属
【原産地】
マダガスカル – トゥリアラ州(Toliara)

ワシントン条約の対象種(附属書)一覧表 植物

ワシントン条約の「付属書」というのは、絶滅の危険性に応じた取引規制のカテゴリー(ランク)で、絶滅のおそれの度合いに応じて、規制内容の異なる「附属書 I 」「附属書 II 」「附属書 III 」の3つに分かれています。

附属書I:商業のための輸出入は禁止される。学術的な研究のための輸出入などは、輸出国と輸入国の政府が発行する許可書が必要となります。
附属書II:輸出入には、輸出国の政府が発行する許可書が必要となります。
附属書III:輸出入する場合には、輸出国の政府が発行する許可書が必要となります。
ワシントン条約付属書・植物(平成29年1月13日時点版)
※COP17での改定は来年初頭に反映される予定

鉢の選び方・植替え時期について

植替え時期は株の状態を見ながら行います。2年に一度ぐらいの間隔で行います。調子良く成長している場合、1年で根が鉢底等からはみ出る場合があります。オペルクリカリア属は直根が発達しやすく、放っておくと鉢底まで達したのちに鉢に沿ってトグロを巻いてしまいます。細い根は直根の途中から生えてきます。将来浅く植える場合は、根を早めに切り詰めていき、浅い位置から細い根の発根を促します。切り取った根は根挿しとして新たな株として増やすことも可能です。小さな鉢よりも縦長の鉢で育てることにより根を元気で丈夫に育てることができます。

使用している鉢は『モスポット(Moss Pot)』。石膏型の代わりに麻の袋を使い成形された陶器鉢。色も光の当たり具合によって、ブラック~グレーと見え方が変わり、鉢の色が黒いため根が温まりやすく、通気性も良いのでこちらをメインに使用しています。欠点として鉢の内側表面が粗いため、鉢の内側に根が張り付き、植え替え時に割らないと抜けなくなる点ですが、数百円〜千円程度の鉢ですので無理に根を引きちぎって抜くより、植替えをする際は鉢を割って植え替えを行います。

栽培用土について

用土については下記の割合で配合し、フルイにて微塵をよく取り除いた後に水洗いし、天日乾燥・消毒したものを使用しています。そこにオルトランDX、マグァンプK(大粒)を適量混ぜ込んでいます。
・超硬質赤玉土の小粒 or 赤玉ボール(商品名)の小粒:5割
・日向土(小粒):2割
・ゴールデン培養土 球根用:1割
・バーミキュライト:1割
・ゼオライト:1割

オペルクリカリア属を元気に育てるための要素の一つとして、根を健康に育てることが重要になります。健康な根は土の中で伸び、広がることで土をしっかりとつかみます。しっかり根が張ることにより植物が安定し良い株に育ちます。枝葉が増えれば葉からの蒸散量も増えるので、その分根から水分の吸収を促します。根腐れを防止するためにも風通しが必要となります。その理由は、葉から水分が蒸散するとにより、根から水分吸収を促すことになり根を健康に育てるための大切なサイクルとなります。

超硬質な赤玉土はとても固く数年は崩れずに粒の状態を保てるので、団粒構造により水はけの良い状態を保ちつつ、水持ちもしっかりと保ちます。赤玉土や鹿沼土だけではリン酸分を吸着して植物が吸収しにくいため、排水性と保水性が高いバーミキュライトを加える事で効率よく肥料分を吸収させることができます。さらに、ゼオライトを加える事により土や水の中の不純物を吸着して浄化することにより、嫌気性菌が繁殖し植物の根や茎が汚染され腐食し根腐れを抑えることができます。注意点としては陶器鉢と土との組み合わせは土の乾きが早くなるので土の乾き具合に注意し水やりをします。

栽培場所について

【置き場所】
年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。オペルクリカリア属を栽培する上で日光はとても重要な要素となります。日光が不足すると幹や枝が徒長しやすくなり、日光不足の状態で長時間栽培すると根腐れを起こしたり、株の内部から腐敗しやすくなります。特にオペルクリカリア・パキプスは寒さに弱いので、冬場でも日光のよく当たる場所で管理し株や鉢の温度が上がるようにしてください。
また、風通しの悪い場所ではカイガラムシ等の害虫が発生しやすくなります。夜間の最低気温が15度を上回る場合は、遮光やUVカット等のない屋外で直射日光や風に当てたほうが、より締まったコンパクトな樹形に育ちます。硬く締まった株に育てるためにも日当たりや風通しには特に注意して管理します。

水やりについて

成長期の初夏から秋にかけては、用土が乾燥してからたっぷりと水やりします。直射日光の長時間当たる場所で管理している場合、梅雨明け以降は雨ざらしにし雨風に当てた方が調子よく育ちます。露天で育てる場合、水やりは雨のみにまかせる手もあります。

秋に入り涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めてからは断水気味に管理します。小さな株や、活着前の株は長期間断水すると株が弱る場合があります。また休眠中も月に数回、軽く用土を湿らせる程度に水やりすると、細根が完全に枯死することを防げる場合があります。寒い時期に水やりする場合は好天の続く気温が高い日を狙って午前中にごく少量の水やりし、気温の下がる夜間までにはほぼ乾いている程度にします。春になり気温が上昇し始めると葉が徐々に展開し始めますが、いきなりたくさん水やりはせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。

肥料について

肥料は元肥にマグァンプKの大粒を適量、成長期に1-2カ月に1回程度、ハイポネックス原液を1000倍程度に希釈したものを与えています。元肥は植え替え時のみ与え、次回植え替えまで追加しません。肥料をあげると旺盛に葉を展開しますが、枝が伸び徒長します。なるべく肥料は控え、成長期の夏に微量元素が不足しない程度にごく少量のみ施肥します。水・肥料を控えめに長期間じっくり育てることを「堅作り」といい、成長速度はかなり遅くなりますが、丈夫で形の良い株になります。

剪定について

パキプスに関しては、根の張り方や幹の模様、枝ぶりや樹木の姿勢なども楽しむことができます。手を加えないで育てマダガスカルの大自然の風景を出現させたり、枝をコンパクトに剪定し木を眺め盆栽(BONSAI)として目指す樹形に近づける楽しみもあります。木は枝を切られるとカルス(癒合組織)を発達させて傷口を塞ぎますが、大きい切り口を作ると癒合に時間がかかり菌や害虫など外敵に侵されるリスクが増します。ゲッター水和剤等で消毒後、トップジンMペーストを塗布しても良いかもしれません。ただし、トップジンはしばらくの間、オレンジ色で目立ちます。あくまで自己責任の元、実施してください。

温度管理について

パキプスの自生する地域は、マダガスカルの中でも気温の高い乾燥地域です。パキプスは寒さに弱いのでなるべく冬は暖かいところで管理します。10月頃から気温が下がり始めると、落葉する直前には葉が赤く染まり、紅葉を楽しむことができます。秋から春頃まで休眠します。落葉し休眠しはじめたら無理に起こそうとせず、春まで休眠状態で過ごさせた方が良いと思います。パキプスはとにかく寒さに弱いため、最低気温が15度を切らないように温度管理を行う必要があります。また休眠中も表皮から光合成を行い寒さに対する体力を静かにつけています。休眠中も日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。

マダガスカル トゥリアラと岐阜県の気温および降水量

トゥリアラの月別気温(Toliara Temperature)
月別1月2月3月4月5月6月
平均最高気温(℃)32.232.332.030.628.626.9
平均最低気温(℃)22.922.921.919.916.914.8
降水量(mm)94.788.735.917.715.814.9
平均日照時間(h)310.7271.9299.9289.4296.4282.5
 
月別7月8月9月10月11月12月
平均最高気温(℃)28.728.729.530.531.531.4
平均最低気温(℃)14.414.816.218.520.322.1
降水量(mm)6.25.67.811.921.797.0
平均日照時間(h)295.3315.4304.4314.3316.2300.6

※トゥリアラの年間平均最高気温 29.8℃、年間平均最低気温 18.8℃
年間降水量 417.9mm

岐阜の月別気温(Gifu Temperature)
月別1月2月3月4月5月6月
平均最高気温(℃)9.39.613.620.026.127.6
平均最低気温(℃)0.41.13.69.915.517.9
降水量(mm)51.560.585.5180.081.0176.5
平均日照時間(h)182.4169.7216.6202.2221.7229.5
       
月別7月8月9月10月11月12月
平均最高気温(℃)32.532.928.722.116.19.8
平均最低気温(℃)24.624.619.414.77.11.8
降水量(mm)247.0249.0124.5513.543.551.5
平均日照時間(h)158.6167.0186.5117.3159.2167.0

国土交通省 気象庁 気象データ(2017年 岐阜県)

栽培記録

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】パキプスの枝の特徴はジグザグに伸びていきます

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】パキプスの葉は小さくツヤがあり太陽の光を浴びてキラキラ輝きます

栽培記録・備忘録

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】今年も種が発芽しました♪
撮影日:2018年9月28日

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】硬い殻を破り次々と発芽します♪温度は28℃〜30℃で管理中です。
撮影日:2018年9月29日

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】パキプスの種子の発芽は神秘的で謎めいています。どのような条件で発芽するのか。種まきと発芽に関するデーターを集めています。種子の発芽率、播種適期、発芽時期を調べるためにも、これからも種をわずかではありますが配布し情報を共有したいと思います。より多くの人に、パキプスを種子から育てる喜びを経験していただければと思います。
撮影日:2018年10月4日

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】カチカチの種の殻。発芽の神秘 Sense of wonder

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】効率よく水分や養分を吸収するため、根毛(こんもう)で表面積を増やしています。根毛形成や成長速度を制御できればパキプスの個体数を守ることに繋がると思います。

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】播種して約2日で発根し、約8日頃には双葉が開きます。

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】播種して5日目。種の殻はもう落ちそうです。双葉そして真ん中には小さな本葉が確認できます。

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】播種して6日目です。殻が取れる直前です。本葉も成長を始めています。

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】植物の生命力の強さ、前向きに生きる勇気を感じます。

Operculicarya pachypus , seeds (オペルクリカリア・パキプス

【Operculicarya pachypus】播種して10日。植物は大地に根を下ろし生きていく道を選んだ。植物の光合成で私たち地球の生物は生かされている。どんどん成長していくパキプス。
撮影日:2018年10月17日

operculicarya pachypus Madagascar Seeds
【Operculicarya Pachypus】2021年の冬も、終わりを告げようとしています。冬が過ぎた後は春です。「今の心」と書くと「念」という字になります。辛い経験は全てプラスに変わり、苦しかったことも、悲しかったことも、念ずれば必ず花が開く時が来る。春はその年の希望。
(撮影日:2021年2月22日)

冬場の日照不足の補光用 LEDライト

ADA ソーラーRGB:4台(60cm)
ボルクスジャパン グラッシーレディオ GLRX122/SS Sunset/サンセット:2台(30〜60cm)※1株につき
ボルクスジャパン グラッシーレディオ GLRX122/FS Fresh/フレッシュ:2台(30〜60cm)※1株につき
※夏の季節に遮光せず直射日光を当て管理した株の場合は、LEDを約30cm上から照射しても葉焼けは起きません。真夏の太陽の照度は約100,000 lx。植物から約30cm離して照射した場合、約30,000 lx弱なので2灯照射することにより、真夏の曇(約50,000 lx)に近い環境を維持することができていると考えています。秋が深まり気温が下がり始めるとパキポディウムの生育に様々な影響が出始めます。葉が黄色くなり古い葉から落葉が始まりますが、室温を25度前後を維持できる環境下では全ての葉が落葉することはありません。他に葉の先端が枯れる場合、原因の多くは水切れ、根詰まりや、肥料の与えすぎです。更にはライトの強すぎる照度や熱による葉焼けなどが考えられます。
UV、青色(460-470nm)、緑色(520-530nm)、赤色(620-630nm)、遠赤色(730-740nm)を光形態形成を確認するために使用
照射時間:8時間(日長8時間(8時間明期/16時間暗期)に設定)
温度管理:23度〜28度(11月〜4月)
※4月から外の環境に順化
※青色(450nm)LEDは伸長抑制(光に向かって伸長する光屈性)を制御する目的として使用

パキプスの発育環境に適した温度と光量とスペクトル、葉緑素計で計測した葉緑素(クロロフィル)量・SPAD値(葉緑素含量を示す値)の栽培実験データ(登録会員限定)

分光照度計測にはC-7000(SEKONIC)で測定。葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)量をSPAD値(葉緑素含量)計測にはSPAD-502Plus(KONICA MINOLTA)で測定。

【楽天市場】ボルクスジャパン グラッシーレディオ GLRX122/SS Sunset/サンセット

ご支援のお願い

ブログ(猫と一緒にグリーンライフ)をご覧いただきありがとうございます。近年、地球温暖化や人の活動による自然環境の破壊や乱獲伐採により多くの野生植物が影響を受けています。マダガスカルの希少種の植物の保存活動に対して取り組んでいます。
なかでも、絶滅の危機に瀕している植物の保護・繁殖・種子の保存など、今後十分な環境設備の維持や保全活動を行っていくためには、皆様からの暖かいご支援が不可欠です。皆様の暖かいご支援をお願い申し上げます。

Braveブラウザをインストールし閲覧して頂けると、ご支援としての報酬が入り活動資金として活用させて頂くことが可能になります。次のリンクからダウンロード可能です。
Braveブラウザ(日本語版)

種子の販売・無料配布について

種子を希望される方については種子をお譲りいたしたいと考えています。年によって譲渡できる数にも限りがあります。ワシントン条約でも国際的な商取引が一切禁止される最上位である一種のサイテス(CITES Appendix II)に指定されている種子でもあります。マダガスカルの植物を日本で復活させ、今後マダガスカルの自然保護のために何かしら個人レベルで支援できればと考えております。私の考えを理解し情報交換や栽培協力、栽培支援していただける方を優先に譲渡しております。オペルクリカリア属は雌雄異株で雄株・雌株の開花のタイミングを合わせるのが難しく、採取できる種子の数量に限りがありますので全ての方のご希望にお応えすることは難しいかと思います。

今までブログでも案内しますが、Twitter(@NextstepPoe)をフォローして頂けたらと思います。時々植物の状態や種子等の配布等の情報をツイートしたいと思います。Twitterでは植物とはあまり関係ないこともツイートしていますがご了承下さい。あくまで、植物を大切に育てて頂ける方、情報交換をさせて頂ける方に対し、一定の条件を設けてお譲りしたいと思います。種さやが成熟し割れ鮮度が一番高い状態でお譲りしたいと思います。まだ先になりますが楽しみに待っていて下さい。
※必ずしも種をまいたからといって発芽するものではありません。それなりの環境等は必要となります。この点はご理解の程よろしくお願いいたします。

栽培方法は環境によってそれぞれ異なります。上記のとおりに栽培しても上手く栽培できる保証はありませんので、あくまで参考情報としてご理解お願い致します。栽培中のパキプスの見学等のご依頼に関しては、基本的にお断りさせていただいております。

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『【塊根植物】Operculicarya pachypus , seeds-オペルクリカリア・パキプス 育て方・株の増やし方 備忘録』へのコメント

  1. 名前:平澤 絵理子 投稿日:2019/05/23(木) 14:20:46 ID:c17a6541f 返信

    こんにちは。
    ご無沙汰しております。

    我が家のグラキリスやアデニウムなどの南国植物たちも何とか冬を乗り切り、ようやく屋外のデッキ生活に突入しました。

    ポーさんが育てていらっしゃるパキプスの花は咲きましたでしょうか。
    雌雄異株ということで、花の大きさや形も違うのでしょうね。
    こちらで写真が掲載されるのではと、時々ブログにお邪魔させていただいています。
    もしよければ、見せていただければうれしいです。

    また、ビカクシダ・ビーチ―の板付も近々に予定しています。
    私は流木の板につける予定です。
    ポーさんが板付された記事も参考にさせていただきますね。

  2. 名前:波木風水男 投稿日:2020/02/18(火) 23:50:02 ID:72b2cd87f 返信

    お世話になります。
    小型温室でパキプスを栽培している者です。温室内にCO2を投入致したく添付adores のCO2発生装置を検討しております。温室サイズは高さ150cm幅85奥行き45cmの物を使用予定です。下記科学反応式のCO2発生装置でまずは初めてみようと考えておりますが、この様な水槽用の物でもこのサイズの温室で使用可能でしょうか?また、他にお勧めのCO2発生装置があればご紹介いただけないでしょうか?なるべくイニシャルコストコ/ランニングコストを抑えたく、お教えいただけると助かります。このサイズの温室でCO2量は1500ppmを目標に1時間の内15分程度の稼働で目標値を充したく
    考えております。このサイズの温室だと0.02L/min程度の吐出量を目安に考えればよろしいでしょうか?ご教諭よろしくお願い致します。
    購入検討中の化学反応式CO2発生装置です。
    https://item.rakuten.co.jp/crystal-aqua/ssb-rg223/

    • 名前:Poe 投稿日:2020/02/19(水) 01:51:09 ID:713dd5ce4 返信

      質問をお寄せ下さりありがとうございます。

      まず、大気中のCO2濃度は約400ppmです。一方で人工光型栽培における明期のCO2濃度は確かに約1500ppmで維持されるのが一般的であります。植物育成温室の上部の照明に蛍光灯を使用されているので仮に270μmol・m-2・s-1程度だと考えられます。その他LEDも補助光として利用され、かつ密閉度も高いので1200〜1300の濃度までは光合成を促進させることができると考えられます。

      他の植物も同時に管理されているので、蛍光灯を使うにしろLEDを使うにしろ、長日条件下で二酸化差炭素施肥下だと光の強度は200〜300μmol・m-2・s-1程度が適度どと思います。仮にLEDをクロロフィルの吸収を考え赤色LEDを使用した場合吸収効率は150〜200μmol・m-2・s-1程度が上限になるかと思います。

      赤色や素色のLEDを照射すると違和感を感じるかもしれませんが気孔開口にも青色光が有効なことか確認できています。さらに、常に気孔から蒸散がおきるため、土壌の水分が不足するとすぐに萎れて枯れてしまいますので、季節ごとの水分管理も必要になってくるかと思います。

      それと二酸化炭素濃度を上げ明期を増やすと成長速度が過大となり植物のCaの吸収速度が追いつかなくなり、葉の成長点・先端・周囲の葉が焼けたようになる生理障害が発生すると思います。以前写真を見せて頂いた時にも別の株でチップバーンが発生していました。

      チップバーンが発生するメカニズムは複雑な要因があるかと思いますが、植物の密度が高すぎて風速を適度に受けれないとか・肥料過多でストレスを受けるなどいろいろな原因が考えられます。

      今回は野菜を栽培するわけではないので、明期と暗期のバランスが非常に大切で、光周性において中断されない暗期の長さも重要だと思います。暗期をなくすと、健全な成育を果たせなくなるので注意が必要です。人工光型の栽培を行うのであれば、コスト削減はむしろ生産性を落とすと考えた方がいいかと思います。

      極力同じ条件下で栽培をし、風量も保ちながら、少しずつ適した環境に近づけていくのがいいかと思います。確かに自然光より一部の薬草などは光強度およびCO2濃度の増大により成長速度や薬効成分料は5〜6倍ほど上昇させることが可能となっています。

      換気として外気を取り入れたい、栽培者の呼気で狭い室内に放出されるCO2等は植物の暗期約80〜85%程度が植物の光合成に利用されるので、例えばCO2発生機でなくても冬場は寒いのでろうそくを燃やすのも定期的に燃やすのもありかと思います。

      細かなデーターを採取できればより可視化できますが、毎日の変化を少しずつ見ながら調整されることにより、植物の成長の変化を確実に見ることができると思います。植物を購入したので惰性で育てるのではなく、長期的な目標を立てて取り組まれるのがいいのではないでしょうか。

      長々と書きつらね、申しわけございません。
      私なりの栽培実験で、必ずしも正しい栽培法ではありませんのでその点はご理解お願いいたします。

  3. 名前:波木風水男 投稿日:2020/02/19(水) 20:32:12 ID:60704cb58 返信

    ポー先生
    いつもお世話になっております。
    毎回勉強になります。
    CO2は様子を見ながら、初めて見ます。
    変化点でたらまた、ご報告致します。今後ともご指導の程よろしくお願いします。失礼いたします。

    • 名前:Poe 投稿日:2020/02/19(水) 21:35:40 ID:713dd5ce4 返信

      人工光型植物栽培の方向は高付加価値化戦略をどう考えるかという時代に突入していますので、例えばワシントン条約(CITES)の考えを理解し、自然破壊に繋がる森林伐採や園芸栽培や売買を目的とした採取が人間生活と密接に関わっているのも現状で、少しでも多くの植物が絶滅の危機から守れるよう、大切に栽培できる環境を考えていけたらと考えています。

      完全に閉鎖された空間の中で、蛍光灯やLED照明が現在既にあるので人工光で植物がどのように変化していくかを突き詰めていければと思います。栽培環境の温室の横幅を考えると、夏場は気温が高くなりますが、冬場は気温も低いので、あえてHIDランプ(高圧ナトリウムランプ・メタルハライドランプ)を使ってみるのもいいかと思います。省エネではありませんが。節電効率と栽培効率を上げる為にも光を有効に活用するためにもリフレクター(反射板)をアルミホイル等で側面・底等に設置してみるのも効果があると思います。

      葉緑素と光源の相性は重要で、栽培の核心は、 葉緑素の吸収スペクトルにあります。甘草、オウレンなどの漢方薬植物やキノコ栽培も一緒に栽培してみると光源や環境の重要性と人工光型植物栽培の新たな方向性が分かり楽しめるかと思います。

      長々と書きつらね、申しわけございません。
      私なりの栽培実験で、必ずしも正しい栽培法ではありませんのでその点はご理解お願いいたします。

  4. 名前:甲斐 清浩 投稿日:2020/10/09(金) 10:55:53 ID:c72f69d53 返信

    おはようございます。お世話になります。
    オペクリカリア・パキプスを、育てたいのですけど、種子の余裕が有りましたら分けて頂けましたら幸いです。
    冬場の管理は、洋蘭の栽培をしていますので、最低温度の確保は大丈夫かと思います。
    お忙しい中、お手数おかけ致しますけど、ご連絡頂けましたら幸いです。
    宜しくお願い致します。
    大分県
    甲斐 清浩

  5. 名前:EB 投稿日:2021/05/14(金) 01:28:18 ID:0341b7ca9 返信

    はじめまして。私は、オペルクリカリア・パキプスの発芽を目指しております。

    質問なのですが、当記事で発芽を行った種子は、採取後何日ぐらいのものでしょうか。

    発芽環境は、日の光が当たる場所なのか、水につけるなど処理を行ったのでしょうか。

    私は現在、輸入した種子でチャレンジしていますが、なかなか発芽に至っておりません。
         
    お返事いただけると幸いです。

    • 名前:Poe 投稿日:2021/05/14(金) 08:05:26 ID:bd214c0ab 返信

      EB様
      コメントありがとうございます。花や木を植えることは、明日を信じることにつながっていきます。植物のある生活は自らの癒やしにもなりますね。種子は私自身が育てている株から採取された種子です。栽培環境は複数の環境でテストしております。
      農業・稲作・園芸の用語で苗半作とか苗七分作という言葉があります。純血種での交配なら苗八分作とも言われます。受粉をして種子を採取して発芽させるのですが、どのような環境で栽培されているのでしょうか。基本的に採取した種子は果肉を取り除きます。播種して2〜3日程度で殻を割り発根します。双葉まで展開を考えれば約1週間〜2週間です。パキプスの種を発芽させること自体は環境が整っているという条件と種が新鮮であると言う条件が揃えば難しくないです。問題は発芽してから幹を膨らませるのにとてつもない時間がかかるので、高速栽培ができないか試行錯誤しているところです。パキプスは雌雄異株が必要です。毎年小さな花を咲かせてくれます。植物栽培を一緒に楽しみましょう!

  6. 名前:EB 投稿日:2021/05/14(金) 12:37:23 ID:0341b7ca9 返信

    Poe様 お返事ありがとうございます。
    私の栽培環境しましては、温度27℃ 湿度75~80% 植物用LEDで栽培しています。
    Poe様が記した条件の1つ「種子の新鮮さ」は、輸入種子であるため、ないと考えられます。新鮮な種子に近づけるため、ジベレリン・メネデール溶液で浸漬処理を行い水分含有率上昇、発芽促進させています。 この栽培環境で、ご助言いただける点ございますか?

    また、採取した時点の種子はかなり固いものなのでしょうか。輸入種子しか知らず、新鮮の程度を時間でしか知ることができません。

    • 名前:Poe 投稿日:2021/05/14(金) 16:19:28 ID:bd214c0ab 返信

      EB様
      輸入種子を使用する場合、その種子が本当に採取後から日にちが経過していないかが非常に重要なポイントになります。LEDを使用されているということは室内で栽培されていると推測できます。少し、細かく指摘させていただくとLEDでも本当に光のない場所所(暗室)で栽培されるなら、LED素子から選択する必要があります。その場合、環境8割で種子2割(鮮度は新しいのが前提として)になります。温度も27度とのことですが、これも土の内部の温度なのか、栽培環境内の温度なのかによって環境設備が変わってきます。今の季節だから暖かく感じますが、冬場なら土の温度を27度まで上げようと思うと、遠赤外線をしようする必要がありますし、ヒートプレートも必要になります。私はインキュベーターを使用しているので一定の温度を常に保つことができます。ジベレリン・メネデール溶液の使用も悪くはないですが、鮮度が高ければ種子からカビが生えないように簡単に一度消毒するぐらいです。種子から発芽させる代行を行ってもいますが、種子によって全く発芽率が異なります。輸入種子だと3割発芽したら成功だと考えています。ですから、例えば100個の種を播種すれば30個が発芽します。これが、10個なら3個程度、5個なら発芽しない可能性が高くなります。植物の種子のビジネスは多面的な要素が強くあります。希少種と分かれば高くなるのが世の常です。ですから、本当にその種子が発芽できるだけの力を持っているかどうかだと思います。値段が高ければ鮮度が高いとは限らないと理解しておくのがよいかと思います。発芽でなく、挿し木ならどうかとの質問も受けますが、発根はしますが、幹を太くするなら断然実生からの方がいいです。挿し木でも発根はできますが樹形に影響が出ます。

      あと、種子の硬さについてですが、鮮度が高くても種子は非常に硬いです。人の手で潰せれる硬さではないぐらい硬いです。その殻から発芽してくるので本当に自然の力には驚かされます。よく、種に傷を付けた方が発芽しやすいとか言われますが何もしなくても、鮮度が良ければ白い根が出てくるんです。そしてその硬い種の中から種の殻を押し出すような形で双葉が出てきます。ここでも鮮度・個体差によって殻が外れない物が出てきます。

      ウィンゾリー含めパキポディウム属でも依頼を受けて栽培実験を行っていますが、国産種子であっても成長させると全く別の樹形の植物が育ちます。そこが種ビジネスなのだろうと思います。発芽させたいのであれば最低100個種子を購入して確かめるのがいいかと思います。種子の値段が高いと感じるなら、本格的に栽培をする際の年間を通しての光熱費の方が断然高くなります。所有することが目的ならば、発芽済みで予算に応じた株を買われるのがよいかと思います。ただし、成長するまで本当に時間が必要なので、開花させるまでには相当な時間が必要になります。でも、そこまでとことん植物の成長を愛でるのも楽しですよね。委託を受けて栽培しているウィンゾリーも輸入株で今年ようやく花芽を付けることができました。5年かかりました。でも、花びらの形状が異なるので交配種であるということが確定しました。それでも、綺麗な花で愉しませてくれます。お互いに焦ることなく楽しみましょう!

  7. 名前:EB 投稿日:2021/05/17(月) 01:11:34 ID:f9a6f326f 返信

    Poe様 
    今回のご助言を参考にさせていただき、気長に栽培を行っていこうと思います。株は現在購入を予定しておりますので、その際はPoe様の記事を参考にさせていただきます。
    今後ともよろしくお願いいたします。失礼いたします。

    • 名前:Poe 投稿日:2021/05/17(月) 08:34:30 ID:8f757864a 返信

      EB様
      おはようございます!栽培の仕方でどの方が正解はないかと思います。株を購入するとのことですが発根済みの株を購入するのでしょうか。未発根の場合ですと株を切り、日本に輸入するまでの時間がどれぐらい経過しているのかによっても発根率が変わります。根を切った状態から発根させるのは本当に時間がかかりますし、水温等も調整していく必要があります。細い根が出るまでには時間がかかりますので、一度土に植えるなら株は数年は抜かないようにし、ビニールテープ等で株が揺れないように固定しておくことをオススメします。発根済みの株でしたら、丁度梅雨に入ってきますので、EB様のお住いの地域にもよるかと思いますが、まずは東面に置き、少しずつ慣れたら南面に鉢を置くのが良いかと思います。日光に当たったことが無いと思うので、一度葉焼けを起こし、落葉しますが次年度以降のことを考えて春から冬に入り、気温が15度を下回るまでは外に置いておくのがよいかと思います。室内の場合ですと、乾季・雨季も含め年間を通して一定の環境になるため、開花時期が揃わなくなるので、できる限り外に置いておいて育てるのが良いかと思います。室内の場合でしたら、光の強弱と時間、水分量の変化、サーキュレーターを最低2台は使い、風の向きを変えると良いかと思います。葉が生い茂るととても綺麗になりますので種の採取は少し先になりますが、植物のある生活は癒やされますよね。楽しみです!

  8. 名前:コロッケ 投稿日:2021/05/26(水) 17:11:33 ID:64a8114ee 返信

    こんにちは。
    大阪在住45歳 男性です。
    今年になってパキプスに一目ぼれし、実生株2つ育てています。
    種からも育ててみたいという気持ちのありますので、もし、数に余裕があるようでしたら、お譲りください。よろしくお願いします。

    • 名前:Poe 投稿日:2021/05/26(水) 18:45:05 ID:397886d2a 返信

      コロッケ様
      植物を育てるっての本当に楽しいですね。植物と触れ合うことで心と体がより健康にもなりますし、色んなことが見えてくるし、考えてみたり色々と調べてみたり、どんどん知的好奇心を高めさせてくれます。
      種子の件ですが、栽培活動に対しご理解を頂き、支援をして頂いてる方を優先し、一部は播種し栽培をし、残りをお譲りさせて頂いております。毎年採取できる種子にも限りがありますのでご理解いただければ幸いです。種子の配布に関しては時期は未定ではありますが、ブログにて詳細は記載させて頂きます。今しばらくお待ちください。

  9. 名前:TOMOE 投稿日:2021/07/05(月) 09:30:59 ID:b4d3f8152 返信

    こんにちわ、お世話になります。

    国際的な商取引が一切禁止されているサイテス1種に指定されているとのことですが、海外から種子を輸入することは問題ないのでしょうか?
    また輸入した種子、株を国内フリマなどで販売している人がたくさんいますが、本来は禁止されているのでしょうか?

    素人で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

    • 名前:Poe 投稿日:2021/07/05(月) 13:06:47 ID:3509b2c71 返信

      TOMOE 様
      コメント、ありがとうございます。
      青空を忘れてしまいそうなほど長雨が続いておりますが、植物にっとっては勢いよく成長してくれます。ぐっと魅力的になる初夏が待ち遠しいですね。

      さて、ご質問の件ですが、ワシントン条約には、附属書I、附属書II、附属書IIIの3つの登録リストが存在します。パキプスの記事にコメントを頂いたので、例えばオペルクリカリア・パキプスは附属書IIに登録されています。附属書IIに登録されている植物は、国際取引を規制しないと絶滅のおそれのある種であり、商業目的の取引は可能ですが輸出国の管理当局が発行する輸出許可書が必要となります。外務所のHPからマダガスカルの情報(令和3年4月15日)を見てみるとGNI(国民一人あたりの年収)は520ドルと記載されています。円に換算すれば年収6万円弱ということになります。ですから、大切な植物でもありますが、貴重な収入源でもあるということになります。

      輸入ルートとしてオペルクリカリア・パキプスを見てみると、おおよそ3種類の苗・種子が存在します。日本で種から育てられた株。マダガスカルから輸入された現地球。そして、マダガスカルから海外に渡り栽培された株が考えられます。もちろん、ワシントン条約に登録される以前に取引された株も存在します。パキプスに関して種子を採取するためには雄株と雌株が必要になります。ですから、雄株と雌株を所有している栽培家さんや、現地で採取された種子が輸入されているということになります。現在は種子の輸入も検疫の兼ね合いから厳しくなってきているのが現状です。

      もう一つ重要な点は、販売されている種子が純血種かどうかは育ててみないと分からない点があります。これは、オペルクリカリア属やパキポディウム属でも同じでですが、交配種が作り出されています。種子の形状を見ただけではワシントン条約の付随書に登録されている植物かどうか判断できないということになります。ですから、樹木を育て開花株に育てるまでには途方も無い時間がかかります。ですから、購入する側も記載されている名前で購入しているだけで、実際に種子の段階では純血種かどうかは判断できないかと思います。結論から言えば、現時点では輸入種子は購入できてしまいます。種の保存という観点からいえば純血種を守る必要はあります。しかし、交配種を楽しむという園芸という世界もあるのだと思います。日本人の主食であるお米を含め、お花やフルーツ等の果実は次々と新しい品種、より栄養の付加価値が高い「高機能野菜(機能性野菜)」が開発されているのが現実です。

      人為的な交配種で溢れてしまっている現状があるからこそ、原種を守る必要性はあるのだと思います。しかし、自然界の植物自体も種を保存するために、虫などのポリネーター(媒介者)を利用し、種を守りつつ、種を増やしていくというのも現実だと思います。

  10. 名前:TOMOE 投稿日:2021/07/06(火) 16:28:02 ID:17e8a1bf1 返信

    Poe様

    ご丁寧にご返信ありがとうございます。
    よく理解できました。

    オペルクリカリア・パキプスに興味があり、実生を育ててみたいと思っているところです。
    海外からの種子の輸入にチャレンジしてみようと思います!

    • 名前:Poe 投稿日:2021/07/06(火) 18:28:35 ID:94406cab6 返信

      TOMOE 様

      お返事ありがとうございます。
      TOMOE様を含め、誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる事ができれば私も嬉しく思います。
      私も、ありたい自分に向かってチャレンジする方に寄り添い、応援することができればと思います。

      種子を入手するために努力する。これは非常にいい意味でも悪い意味でも勉強になります。
      パキプスの種を海外から入手するという目標。いいですね!正直、非常に高い壁があります。目の前に壁があったら乗り越えろって言いますが、乗り越えられないから壁なのです。
      でも、正面からだけ見ないで視点を右か左に動かしてみると、どんな壁も必ずどこかに隙間や小さな穴があります。
      一番ダメなのは壁があるからそこで立ち止まり逃げ出してしまうことです。パキプスの種を自力で入手できた時、どの植物の種子でも入手できるぐらいのノウハウが溜まっているかと思います。
      種子のブローカーだろうが、経験年数だとかそんなことは全く関係ありません。情熱があれば必ず目の前の壁は乗り越えることができます。

      種の入手と同時に、可能であれば輸入株の発根を促進する部分の研究をするのもいいかと思います。この分野は「ブルー・オーシャン」です。費用対効果を考えた場合、みなさん手を出しにくい領域だからです。
      輸入株は「ベアルート」といい、根がついていない状態で輸入されるからです。この状態から発根させるには形態状況に応じて内因性物質・外因性物質を使い分けていく必要があります。これが見極めれるようになれば、誰にも負けない領域に近づいていることになります。

      とにかく、楽しんで下さい!

      もし、諦めそうになったら下を見て下さい!
      私ががいますから。私を見つけてくださった時点で輸入種子を探さなくても、純血種の種は入手することができますから。

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