【猫と考える日本の未来】オバマ大統領 訪日スケジュール2泊3日に…なぜ? | 韓国TPP・FTA関連情報

バラク・オバマ米大統領が25日から1泊2日の日程で韓国を訪問する前に、23日から日本に2泊3日で滞在することが分かった。

2日(現地時間)グローバルポスト(globalpost)など外信によれば、当初、オバマ大統領は韓国と日本それぞれ1泊2日訪問する予定だったが、日本での日程が増えた。

日本政府は天皇の歓迎行事や晩餐会、安倍晋三首相との首脳会談など国賓訪問としての格を生かすためには、最低2泊3日の日程が必要だという立場を継続して仄めかしたことが分かった。

米国はこれを受け入れる方向で検討していると伝えられ、両国間に何らかの取引があったという観測が出ている。

米国が主導する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に日本が米国側の要求を受け入れた可能性があるという。

実際、米国では「例外なき関税撤廃」を主張するのに対し、日本はコメをはじめとする重要5品目(コメ、麦、牛・豚肉、牛乳・乳製品、甘味資源作物(サトウキビなど砂糖の原料))に「関税割当制度」を要求しているなど、双方が関税の分野で意見の食い違いを見せている。

さらに、前日の日本が47年間維持してきた「武器輸出三原則」を緩和・撤廃したのも、オバマ大統領のスケジュールに影響を与えたという見方もある。

米国務省のハーフ副報道官は2日の記者会見で、「米国は日本の武器輸出三原則に代わる「防衛装備移転三原則」の閣議決定について歓迎する」とし「この措置は、米国および他の同盟国の防衛産業協力の機会を広げ、手続きを簡素化するものだ」と明らかにした。

また、「今回の措置は、日本が防衛産業や手続きを簡素化することにより、21世紀の世界の調達市場に参加できるようにしてくれること」とし、「米国を含む協力国と日本の相互利益的であると思う」と展望した。

米国は国防予算を削減している状況で、米国の軍需産業が日本と兵器の開発、生産コストを一緒に負担することになったことを喜んでいる。

一方、米国の大統領が日本を国賓訪問することは、ビル・クリントン大統領以来18年ぶりのことだ。オバマ大統領は、日本と韓国訪問に続き、マレーシア、フィリピンを順次​​訪問する予定だ。
※翻訳:ポー(一部抜粋)
NEWSis(韓国語)(2014-04-03 16:03:40)


オバマ大統領は訪韓期間中、朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談で韓米同盟強化・北朝鮮の非核化・米韓FTAの持続的履行などについて協議する。