【膝蓋骨脱臼】猫の膝蓋骨外方脱臼 治療プログラム|症状経過報告と手術の説明を受けに動物病院に行ってきました

今日はくうちゃん(ベンガル)の手術をしてもらう病院へ行き、現在の膝の状況の説明、手術について、手術のリスク、術後の管理、リハビリテーションについて説明を聞いてきました。犬の膝蓋骨脱臼はかなり多く、ペットショップのショーウィンドウにいるワンちゃんでも膝蓋骨脱臼(しつがいこつ)の子がいるそうです。猫は犬に比べて足の筋肉が発達しているので外傷による膝蓋骨脱臼はたまにあるそうですが先天性の膝蓋骨脱臼は少ないそうです。外傷の場合はかなり痛がり歩けない事が多いので、くうちゃんの場合は先天的な要素が強いと説明がありました。先天的な膝蓋骨脱臼の場合は、迎え入れた時は分からないことが多く、レントゲンを撮って初めて分かることが多いそうです。

現在のくうちゃんの膝の状態は、犬の膝蓋骨脱臼のグレードでいうとグレード2に相当します。膝のお皿が外れており整復は可能ですがすぐに外れてしまい左脚をかばっている状態です。症状としては手術適応ですが、まだそれほど酷くはない状態で関節によいと言われるサプリメントを内服して経過を見ることも一つの選択だと言われました。しかし、これは根本的治療ではありません。仮に経過観察した場合、脱臼は起こしている状態なので外れたり元の状態に戻ったりの繰り返しにより骨がすり減っていき、そこが炎症を起こし変形性膝関節症を発症したり、ひどい場合は前十字靭帯断裂を起こし、手術が難しくなる場合も考えられるとのことでした。猫の膝蓋骨脱臼は老猫になってくると多くあまり歩かない、寝てばかり、肥満になるという経過を辿り、レントゲンを撮ってみると膝蓋骨脱臼になっている猫は多いそうです。

目先のことを考えると今は左足をかばって歩いていますが、ひどい跛行はなくすぐに手術に踏み込む状態ではないかもしれません。しかし、もう少し先の事を考えると確実に脱臼してる足に負担がかかり、歩けなくなり手術ができない状態になるかもしれない。また、右足の関節も先天的に湾曲しており関節が狭くなっているのでこちらの足にも負担がかかり、両方の足が動かなくなるかもしれない。そして足を動かすことができなくなり、カロリーの消費量が減り肥満になり、次は内臓疾患を発症する可能性が高くなります。

総合的に考えれば、今そんなに酷くないので手術をすることはくうちゃんにストレスを与え可哀想だから手術をしないで様子をみるという選択が、結果的に将来くうちゃんに今以上に強いストレスや辛い思いをさせることに繋がる可能性が高いと考えました。重症になってからでは手術も困難で場合によっては手術できないこともあります。膝蓋骨脱臼は手術しか根本的治療はありません。くうちゃんにとって今、目先、遠い将来を考えるとやはり手術をして脱臼を治すことがいいと考えました。

医師の説明によると、症状の段階はグレード2の状態であり手術はそんなに難しくはないそうです。時間的には術前処置・麻酔を含め約1時間半くらいで終わるそうです。ただ、猫の先天的な膝蓋骨脱臼の場合は術後のリハビリに一番問題があるそうです。犬は飼い主に従順なのでリハビリはスムーズに進みますが、猫の場合は飼い主の指示に従う事なく自由気ままなところがあるので、リハビリをすることで飼い主との関係や他の猫との関係性や猫の性格が変わってしまったりする可能性があり、リハビリが上手くいくか、リハビリが上手くいかないかの両極端に分かれてしまうことがあるそうです。

ベンガル3兄妹を迎え入れた時、りく・かい・くうちゃんは触られることを極端に嫌がりました。ナデナデも嫌い、目やにを取ると暴れる、爪切りは流血覚悟であちこち傷だらけにもなりました。毎日少しずつですが猫に触れることを心がけ引っ掻かれてもめげず関わりを持つことで、今ではベンガル3兄妹はナデナデ大好き、爪切りも暴れない、抱っこだってさせてくれるようになりました。

私はくうちゃんに真剣に向き合うことで絶対に手術は上手くいくし、術後のリハビリだって上手くいくと強く信じています。ロシアンブルーのあおちゃんがアレルギー性皮膚炎でエリザベスカラー生活をしていた時も、最初は他の猫も警戒していましたが数日経つと慣れて普通に生活していました。今回も術後は「シャー」と威嚇したり、警戒したりすると思いますが、徐々に慣れていくと信じています。

手術を行いリハビリを乗り越え、またみんなと一緒に走ったりジャンプしたりできる日が少しでも長く続くよう、くうちゃんにとって毎日を幸せに過ごせるような環境を作ってあげたいと思います🐾

膝蓋骨脱臼とは

膝蓋骨脱臼(しつがいこつ)とは、膝の『おさら』が本来の位置から外れるのと同時に、それを支える靭帯(すじ)が衝撃を受け、跛行(はこう、lameness)やびっこをひいたり片脚をかばいけんけん、または歩けなくなる病気です。外傷あるいは先天的な原因で起るとされています。犬の場合だとポメラニアン、ミニチュア・プードル、ヨークシャテリア、ペキニーズ、チワワ、トイプードル等に多く見られる病気で、その症状はさまざまです。『おさら』の状態から次のように分類されます。

膝蓋骨脱臼の症状

グレード1(第一段階)

時々膝蓋骨脱臼を起こすため、時折後脚を拳上(きょじょう)して歩きます。膝を真っ直ぐ伸ばしてやると『おさら』が元の位置に戻ります。

グレード2(第二段階)

『おさら』が外れたままになっているため、後脚を拳上してあることが多くなります。『おさら』がはずれたままで長期間経過するち、『おさら』と『おさらの受け』の間によけいな摩擦が起こり、この部分から関節炎が起こります。

グレード3(第三段階)

『おさら』の位置がずれたままで、元に戻らなくなります。このとき『おさら受け』は扁平になっているか、あるいは浅くなっています。この頃から膝から下の骨が内側に曲がってしまうために、内股の歩き方になってしまいます。

グレード4(第四段階)

『おさらの受け』は、完全になくなってしまうか、あるいは全く認められなくなっています。このため後肢を屈曲した状態で、うずくまるような姿勢で歩くようになります。

膝蓋骨脱臼の治療方法

この病気は、自然に治るものでもなく、ほっておくと第一段階から、ひどいときには第四段階まで進行してしまいます。またこの病気は、骨がずれて起こるので内科的な薬では治りません。効果的な方法は、手術によってずれている骨を、元の状態にもどすしかありません。

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