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FDD(K61432-72) 修理記録
今日は、X68000 EXPERT(CZ-602C) のFDD(K61432-72)を修理ました。ヘッドのモーターシャフトの円滑湯が固まり全く動かず「動作するかな〜?」と思いながら洗浄し、グリスアップとコンデンサの全てを交換しましよ♪FDD(05)はスピンモーター部分のコンデンサの交換が容易です。毎回、修理後に動作確認をするのが超ドキドキします。無事に動作してくれたので安心しました〜♪
構成部品(CZ-602C・CZ-612C)
・電源:SH4
・メインボード:K6247DE
・アナログボード:K6249DE
・底面基板:K6248DE
・拡張スロット基板:K6250DE
・外部インターフェース基板:K6251DE
・右タワー LEDランプ(POWER):K6253DE
・左タワー LEDランプ(FDD上部):K6254DE
・左タワー LEDランプ(FDD下部):K6255DE
構成部品(CZ-603)
・電源:SH4
・メインボード:K6708DE
・アナログボード:K6710DE
・底面基板:K6709DE ※EXPERT EXPERT II では異なるので注意
・拡張スロット基板:K6711DE (47μF 10V 4個)
・外部インターフェース基板:上基板 K6712DE 下基板(FD) K6713FD
・右タワー LEDランプ(POWER):K6714DE
・左タワー LEDランプ(FDD上部):K6715DE
・左タワー LEDランプ(FDD下部):K6716DE
X68000 SRAM初期化方法
Human68kを起動し、DB.Xを起動します。
db ・・・DB.X を起動
-mes e8e00d 31 ・・・SRAMの書込みを許可に設定します
-mes ed0000 00 ・・・SRAMのプログラム領域をゼロクリアします
-mes e8e00d 00 ・・・SRAMの書込みを不可に戻します
-q ・・・DB.X デバッカを終了
リセットを押し、再起動を行います。
XCに含まれる、DB.Xのバージョンにより正常にコマンドを受け付けないものがありました。
XC2.0以前のバージョンだと正常にコマンドを受け付けてもらえまえんでした。
XC2.0以降のバージョンでコマンドを入力するのが良いかと思います。
DB.X 以外にSRAMをクリアする方法としては SRAM_CLR を使う方法もあります。
SRAM_CLR.R は以下のサイトから入手することも可能です。
http://retropc.net/x68000/software/system/sram/sram_clr_r/
月刊電脳倶楽部 78 号(1994 年 11 月号)を購入することでも可能です。
ヤフオクや駿河屋等で在庫があれば入手可能です。
もちろん、ネットからダウンロードすることも可能です。
X68000 リセットボタン 修理に関して
リセットボタンの反応が悪い場合には、リセットボタンを交換します。
リセットボタンは同仕様の部品が購入することが可能です。
下記オンライショップにて購入が可能です
【RS】
https://jp.rs-online.com/web/p/tactile-switches/1192015/
【せんごくネット通販】
https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-06S6
RSで購入する場合
【部品名称】
・Alps Alpine タクタイルスイッチ SPST-NO スルーホール 12 x 12 x 4.3mm
タクトスイッチ、シャープフィーリン
【部番番号】
・メーカー型番:SKHCBFA010
・RS部品発注番号:119-2015