今日は、アスパラガスを植えました~♪
アスパラガスは、他の野菜と違い上手く育てれば10年ほど収穫ができる野菜です。
緑色と紫色のアスパラガスを植えました。
今年は、来年から本格的に収穫できるように株を大きく成長させたいと思います。
少し、気長な野菜です。
楽しみです(^▽^)/
今日も天気が良くねこちゃんは窓際でお昼寝・・・
日中お昼寝していると夜は大運動会です・・・(>_<)
ねこちゃんの寝顔は本当に可愛いです~(〃’∇’〃)
目次
ポーと猫の写真館
(アスパラガスの栽培方法は こちら )
(アスパラガスの栽培方法は こちら )
(アスパラガスの栽培方法は こちら )
日本の農業とTPP(4)
今日、家庭菜園でアスパラガスを植えた。アスパラガスとTPPと関連しているかと聞かれれば、大いに関連がある。TPPにより輸入が作り出す国内需要を利用する。「輸入の国産転換」を行えばいい。農業の産業化によって輸入農産物から国産品への代替を進める、つまり「輸入代替工業化」の農業版だ。通常、途上国の開発政策として国内保護の下すすめられるのが通例だ。
ここ20年で国内で伸びた野菜はみなこのケースだ。過去10年で生産量が1.5倍ともっとも高いアスパラは、もともとは輸入から始まった食材だ。輸入のせいで国産が減ったのではなく、輸入により国内需要を創り出し、年間供給を実現した。たとえば、カリフォルニア産の独壇場だった春先に攻め入ったのが佐賀県。季節が反対で夏冬に強いオーストラリア産に攻め入ったのが冷涼な福島県だ。レタスやハーブといった今ではメジャーな野菜もこうして増産していった。最近では、マッシュルームやパプリカ、イタリア野菜や中国野菜やブラジル野菜が国内に定着しつつある。伸長する輸入食品の多くは食品加工用である。一人世帯が増え、ますます自宅で調理しない人口率は高まるばかりで、この潮流は変わらない。この現実を農業サイドが直視しなければならない。生鮮市場の価格が高いか安いかで農業経営を論じても、未来はなく、過当競争に明け暮れ、有望な市場を見逃すだけだ。
今までの日本の農業界は輸入を敵ととらえてきたが、それは間違っている。そもそも国内のマーケットというのは、「国産品+輸入品」で成り立っている。増えている輸入品があるということは、国内のマーケットの拡大を意味する。国産だけでは満足させてこなかったマーケットを、輸入品が開拓してくれたのだ。そのおかげで、これから奪還できる宝の山がゴロゴロ転がっている。家庭菜園で栽培しているイチゴも同じように、米国産輸入市場奪還を図っている。生産コストを更に下げられれば、輸入割合を大きく減らすことが可能だ。そして、日本独自のイチゴのショートケーキ文化がアジアに広がれば、海外転換も視野に入ってくる。輸入代替力がつけば、自然と輸出力がついてくる。海外産地との競合が国内で起こっているのか、国外で起こっているかの違いだけで、日本の農業にもまだまだチャンスはある。
大転換へのプロセスがやりがいと刺激に満ち、しかし時には苦痛を伴うことは明らかだ。しかしそれがもたらす利益を考えれば、新たな未来に掛けるしか外に手はない。300年前、マルティン・ルターは印刷機を「神が与えてくれた最大の恩寵」と呼んだ。現在の技術の飛躍的進歩を受け、農業を含めビジネスとこの世界を再起動させる歴史的チャンスを手にしている。
つづく・・・