あおちゃんに逢いに

久しぶりの青空。今日の岐阜は猛暑日でとても暑い日。朝晩は爽やかで、風の声、物の音、草木のそよぎ等々。近づく秋の気配を感じる。午前中にあおちゃんの眠るお寺に行ってきた。多くのトンボがスイスイと飛び、水面に浮かぶ睡蓮の花、気持ちよさそうに泳ぐメダカたち。

あおちゃんに近況を報告。7匹の猫ちゃんは元気だよって伝えた。あおちゃんはいつも近くで見守っていてくれている。直感だけどいつもそう感じる。

帰りに動物病院に行って猫ちゃんのごはんを買いに行ってきた。先生に「最近どう?」って聞かれたので「みんな元気です!」と答えた。先生に「あなたは情が深すぎる!1人の猫ちゃんに思い入れしすぎは良くないよ!みんな平等に見ないとね」とアドバイスを受けた。言われてみるとそういうところが私にはあると思う。人に言われたことがないので今日、先生に言われてよかったって思う。私は医療従事者で今まで何百人の最期を看取ってきたけれど、動物の最期は初めてで正直本当に辛かった。だって、初めて家族に迎え入れた最初の猫ちゃんがあおちゃんなんだから。

愛おしくてたまらなく私の人生観を変えてくれたのがあおちゃんなんだから。

先生に「人の最期に関わることはたくさんあったけれど、動物の最期は辛かったです」と言ったら「そうだよね。何せ動物は心が通じていても、言葉を話せない分、その子が何を言いたかったのかわからない分辛いよね」と言われた。

あおちゃんとの最後の夜。あおちゃんは辛くてたまらない状態の中、私の手にすりすりしてくれた。ツンデレのあおちゃんが最後の力を振り絞って私に甘えてくれた。今でもその温もりは忘れられない。だから、あおちゃんは私と一緒に生活して楽しかったよって思ってくれたのだと思い込んでいる。

私の日常は、いろいろなことに追われあっと言う間に過ぎ去っていく。一日が、一週間が、一カ月が、そして一年が。今日という日は、亡きあおちゃんを偲ぶ大切な機会。あおちゃんが私のことを心配だと思わせないようにしないと。でも、あおちゃんは大切な家族。離れていてもお互い心配かけたりしてもいいよね。ちゃんと相互信頼でとってもいい関係を維持できていると思うから。

好きなものは好き。やりたいことはやりたい。嫌いなものは嫌い。やりたくないことはやれない。自分を大切にする。自分を肯定する。自分をゆるす。私のこんな性格を受け入れてくれたあおちゃんありがとう。私、これからまた新しいことにチャレンジするよ。もっともっと成長して、たくさんの人たちが幸せになれるお手伝いができたらって思う。そのためにも有限である時間を大切に、毎日丁寧に過ごしていく。早くあおちゃんに逢いたいから。

私、頑張るから。あおちゃん、待っててね!

猫と一緒にグリーンライフ
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『あおちゃんに逢いに』へのコメント

  1. 名前:bossan 投稿日:2021/09/11(土) 17:16:40 ID:3819aacf2 返信

    初めましてこんにちは。パキプスの情報を探していましたらこちらのブログにたどり着きました。
    たまたまうちで飼ってる猫もあおという言う名前で(ブリショーですが)見た目の雰囲気が似ていて親近感がわきました。
    うちも最初に迎え入れたのがあおちゃんなのでその時のことを想像するだけで胸が苦しくなります。
    これだけ思ってくれる飼い主さんであおちゃんとても幸せだったでしょうね。

    良くわからない文になってしまいましたがまたこっそりのぞかせていただきますね。

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