あおちゃん(3月14日)

あおちゃんは、ごはんの用意を始めるといつも食事を食べるテーブルの上にジャンプして座って待っていてくれます。可能な限り、フードの種類、匂いや温度などに配慮し、食事介助を行わず自発的にフードを食べられるようになればと試行錯誤してきました。しかし、病気の進行とともに体力が低下し、フードを食べたいけど、自発的に食事を食べることができなくなってきました。フードを噛み、飲み込む力が衰えてきています。

病気の進行もあり、獣医師からは「猫ちゃんが食べたいと思うものなら何でも食べさせてあげて」とアドバイスを頂きました。食事介助をすることにより、必ずしも良い結果が得られるということでもありません。でも、フードを食べる意思を感じる間は食事介助を行おうと決めました。猫の場合は3日食べなければ「肝リピドーシス」という病気になります。フードを食べないことで別の病気を併発させるのを防ぐ目的もあります。

食事介助にはメリットとデメリットが確かにあります。そして、食事介助をすれば病気が改善するという訳でもなく、命も永遠に続くものでもありません。長生きをしてもらいたい。最後は楽に死なせてあげた方がいいのでは。考えは分かれるかもしれません。食事介助をすることで病気が治る。大幅な延命が可能な場合なら必死に頑張ると思います。しかし、そうでない場合、どちらを選ぶのが正しいのか?

愛猫である、あおちゃんのことを思い必死に考えた結果なら、どちらも正解なのだと思います。私は、生きるということは、大切な家族であるあおちゃんや他の猫を守る為に、自分の可能性を諦めず、日々努力し続けることだと思います。今、あおちゃんは猫としては短命になるかもしれませんが、真剣に生きています。精一杯生きた人生は、その次の、あおちゃんの人生をより良い方向へと導いてくれると信じています。

今、あおちゃんと「できること」を望むより、一緒に苦しいことも辛いことも含め「楽しめること」を増やしています。

いい人生だね!

RussianBlue AO-Chan Malignant lymphoma Cat ロシアンブルー 悪性リンパ腫
【あおちゃん】
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【あおちゃん】
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【あおちゃん】
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