今日、動物病院の先生とあおちゃんの余命について話をしました。「余命」とは、残りの命のことです。獣医師から伝えられる「余命宣告」は衝撃的ではありますが、生きるのに残された時間とは限りません。もっとずっと長く一緒に生活できるかもしれません。獣医師から告げられたのは、獣医師としての経験として1ヶ月ぐらい。もちろん、病気が完治するとは思っていません。ですから、この時間が短いと受け止めるべきなのか、長いとうけとめるべきか。
大切な家族である、あおちゃん。今まで以上に寄り添い、何か求められたら励ましの言葉をかけたり、苦痛や悲しみも共有できたらと思います。あおちゃんの様子を静かに見守り、必要なときには、今まで借り続けたあおちゃんの猫の手。今度は私が両手の大きな愛で、あおちゃんを守ります。
あおちゃんと出会い、たくさんの愛情や癒やしを受け、こんな素敵な毎日を過ごすことができているのに、悲しんでなんかいられない。幸せには、明日という日はありません。昨日という日もありません。幸せは、過去のことを記憶してくれるわけでも、将来のことも教えてくれません。幸せの瞬間。それは今現在があるだけです。今日という日ではなく、ただただ今のこの瞬間があるだけです。だからこそ、一緒に歩む時を大切にしたいと思います。
いろんな人に聞かれます。今さら、どうして苦労して新しい事にチャレンジをするのかって。 そりゃあ、知識もなく、覚えも悪いし、詳しい人にも教えてもらわにといけないし、自分で努力も積み重ねていく必要もある。挑戦し続けるのは本当にしんどいものです。でも、最期に目をつむった時に楽な気持ちでありたいんです。「ああ、あおちゃんと一緒にいる時間を、もっともっと増やしたい」と。愛情にあふれた時間が無いなんて、あとから後悔しても遅いでしょ。
だから、私は決めている。努力する、楽しむ、前に進む、無駄な時間を過ごさない。一生懸命努力していれば、決して歳をとるということはないと勝手に思っている。
自分も葬式の日をもって、人生からの引退する日となるのだろう。
今、あおちゃんは必死に戦っている。
だから、絶対に諦めるな！
わたし！
