朴槿恵政権に打撃 ドイツ権威誌FAZ | 韓国TPP・FTA関連情報

 ドイツの最高権威誌の一つである「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ,Frankfurter Allgemeine Zeitung)」コラムでは、「旅客船沈没で厳しい状況にある朴槿恵(パク・クネ)大統領に打撃を与えている」と指摘した。

FAZは18日、「TragischesFährunglück、Tod vor Korea 悲劇的な旅客船の惨事、韓国沿岸での死」という政治編集者著者:ピーター·シュトゥルム(Peter Sturm)のコラムで「沈没した韓国の旅客船は、他の同様の事故よりも多くの疑問を抱かせる」としながら、「犠牲者たちから見れば、政府にも責任がある。何より事実を受け入れるために、「不快」な捜査結果が明らかになったときに誤魔化さないことを願う」と述べた。

このコラムは、「国家情報院はすでに大統領選挙で不正介入をした。朴槿恵大統領はこれまで、すべての危機をよく耐えたが、沈没した旅客船の多くの若者たちの死は本当に致命打を与えることができる」とし「政府の運命は、時々、政治とは全く関係のない出来事によって決定される」と付け加えた。

外信専門サイトのコラムをご紹介した、チョンサンチュ(정상추)(正義と常識を追求する市民ネットワーク)は、「5.18光州民主化抗争時に、ドイツのメディアは、最も正確で公正な報道をした評価を受けるなど、韓国の災害状況や変革の状況に特別な注目を受けている」と伝えた。

当時、ドイツ公共放送(ARD)東京在住特派員であったドイツ人記者ウィルゲン・ヒンツペンターなどが報道した光州虐殺の惨状」岐路に立った韓国ドキュメンタリーは、全世界に大きな波紋を巻き起こしている。

1949年に設立されたFAZは、政治的に保守的であり、国内外のニュースの幅広い報道と権威ある解説で、ドイツで最も影響力のある権威誌の一つとして評価されている。
※翻訳:ポー(一部抜粋)
NEWSis(韓国語)(2014-04-21 00:39:44)


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【くうちゃん】

乗客数を過小申告、過去最大の沈没事故を上回を更新するのが何よりも問題視されることから乗客数を減らしている可能性が出てきています。韓国政府の発表では沈没客船の乗船人数475人とされている。乗船人数を発表ごとに言い直し475人で最終確認が搭乗したと発表した。しかし、実際には500人以上が搭乗したものと推定されている。乗船申告行わず乗船した車両の運転者が最低でも50人に達すると推定される。この場合、死亡または行方不明者の数が当初政府が明らかにした296人よりも大幅に増え、350人を超え可能性がある。中央災​​害安全対策本部でも、乗客数を「推定」で表示して発表している。乗船申告をしていない車両運転者まで含める場合には、被害者の数が増え、史上最悪の人命被害が懸念されている。

西海フェリー号沈没事故(1993年10月10日)では、292人の死者を出した。最悪の海上事故は、ナムヨウン号沈没事故(1970年12月14日)で、326人の死者を出した。積載可能貨物は130tであったが、実際の積載量は230tに達し過積載であり、典型的な人災事故。292人を超えると重大事故となる。事故原因調査も含め正確な情報が望まれる。

今回の旅客船沈没事故で、観光業界では緊張が高まっている。韓国政府は内需を活性化させるため、今年から「観光週間」(5月1日から11日)を導入。しかしクルーズ旅行を中心に問い合わせやキャンセルが相次いでいる。

そして、朴槿恵(パク・クネ)政権はまだスタートして1年余りしか経っていないが、政界では早くも「次の大統領候補は誰か?」という関心が急速に盛り上がっている。6月4日の統一地方選挙が、その重要な第一歩となるからだ。25日のオバマ米大統領の来韓にあわせ韓国政府も、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も含め対応に追われている。

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