一年の菜園生活のはじまりは、じゃがいも栽培です。
じゃがいも(メークインと男爵)の種芋を買ってきました!!
今年の菜園ライフがスタートします!!
今年も一緒に楽しんでいきましょう~!!
(じゃがいもの栽培方法は こちら )
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日本の医療とTPP(3)
TPP参加が日本の医療にもたらす影響について米韓FTAを参照しながら考えてみたいと思います。
まず、薬価、医療機器のコストが高騰し始めます。米韓FTAでは、医薬品の薬価を決定するのに、製薬会社や消費者団体なるもので構成する「独立的再審機構」が設置されました。この組織には、政府や保険者など保険制度の全体を管理する立場のものは排除され、PhRMA(米国研究製薬工業協会)などが参加を求めています。つまり、利害関係者である米国の多国籍製薬会社や医療機器メーカーの思うままに薬価や医療機器の価格が決定できるシステムが導入されています。
日本における医薬品の価格は、中医協(中央社会保険医療協議会)という厚生労働省諮問機関の答申に基づき決定されることになっており、具体的な検討は中医協内の「薬価専門部会」において判断されます。そして、この中医協内の「薬価専門部会」のメンバーにアメリカのファイザーやメルクなどの製薬会社などと利害関係のある人間に置き換わるということです。すでに年次要望改革で何度も求められています。TPPを利用し新薬の特許期間を延ばすため、安価なジェネリック薬が使用できなくなり、日本の薬価コストは膨大になります。アメリカ商務省は、世界医薬市場の77%を占めるOECD(経済協力開発機構)主要国11か国が政府による医薬品統制価格を取り除いた場合、医薬品予算が25〜38%増加することを2004年の時点で発表済みで、日本の薬価がこの水準まで上昇することが考えられます。TPPの医療に及ぼす影響は医薬品・医療機器の高騰・輸入超過に限定されると解釈されていますが国民皆保険も崩壊します。
つづく・・・