あおちゃんの食事介助用に子ども用ではありますが、おでかけエプロンを買いました。食事介助する際にフードであおちゃんの被毛を汚さないために。あおちゃんは、アレルギー体質でカラーを付けていた時期が長いのでカラーを付けること自体は慣れていますが、カッチとしたカラーよりも不織布で作られた柔らかいエプロンなら嫌がることなく、膝の上にのせて食事介助することができました。
病気は不思議なもので、魔法みたいに、全く気づかなかった私の人生にとって大切なことを、いとも簡単に気づかせてくれます。思い返せば、私の心理状態であったり、家族の絆だとか、優しさだとか、当たり前の身の回りにある事がどれだけ大切なことか、どれだけ素敵かということを簡単に気づかせてくれます。
私自身が仕事で悩んでいたり、疲れて不眠だったり、イライラしたり、不機嫌でいた時期がありました。その時の感情がもしかしたら大切な家族を病気にさせたのかもしれません。私自身の一時的な肉体と精神の不調和が、結果としてあおちゃんの病気を引き起こしたのかもしれません。調和が乱れると、気分も思考も悪いほう悪いほうと考えてしまいます。調和が乱れていなければ、「万が一にも」「ひょっとしたら」と、もっとマイナスだった思考をプラスに発想転換することができたのかもと反省してしまいます。
今日、「あおちゃんは、まだまだ頑張るよ!」というメッセージを受け取りました。昼食にカリカリを自発的にたくさん食べてくれました。本当に驚きました。人生に絶望していると本当に絶望的な人生にしかならない。「だって、仕事が忙しいから、急かさないで」と諦め癖や言い訳を付けたがる思考だと、野球で例えるなら、五回でリードされている野球を九回までやろうとしない人だと思います。あおちゃんは「まだ四回ある!絶対に逆転する!病気に負けない!治してみせる!」という強い意志を伝えてくれたのだと感じました。
悲観主義、絶望的な気持、嫉妬、憎しみ、不平不満は病気を育てます。あおちゃんに自然の治癒力が発揮しているのではないかと。言葉ではなかなか言い表しにくいことですが、心の底から湧き出てくるエネルギーとか、やる気、元気、心の平安を、今のあおちゃんから感じることができるのです。
あおちゃんはすばらしい。自然はすばらしい。生まれてくるってことはすばらしい。死ぬってこともすばらしい。病気になるってのもすばらしい。しかし、健康は調和。私がいつも平和な心で前向きに生きていれば、肉体と精神は調和し、あおちゃんとも調和し、あおちゃんを健康な状態に導いてくれると信じています。
奇跡は起こる。信じたいと思います。