【TICA Cat Show】だいちゃんキャットショーに参加したよ♪ TICA&GCU(GLOBAL CAT UNION)27thｰ28th Cat Show

TICA(Internatilnal Cat Association)所属のGCU(GLOBAL CAT UNION)主催のキャットショー(3月26日東京東商センター)に参加しました。今回が16回目の参加となり、区切りとなるとなる3月末を迎え最後のキャットショー参加となりました。

猫と共にキャットショーに参加することによって、全てが生まれて初めての体験となりいい刺激となりました。私も参加した猫も家で応援している猫もこの一年は大変有意義な期間であり、今後に大きく影響するものになると思います。ブリーダー歴何十年といような経験豊富な先輩方々と一緒にキャットショーに参加させて頂き親身に指導いただくことにより大きな知識を得ることができ、この経験は大きな財産となり今後の糧とし、キャットショーで得た経験や知識やスキルのレベルをさらに向上させたいと思います。

猫と共に人生を豊かにするには、常に向上心を持ち、努力を重ね続けている人を意識して自分の周りに目標として置いておく必要があるのだと感じました。猫も人も自分ひとりでは生きてもいけないですし、常に成長し続けることもできません。飼い主は必ず自分以外の誰かに影響を受けて成長することができるので、どんな人と知り合い、ふれあい、どんな刺激をもらうかは、とても重要なことなのだと思います。

まだまだ、世の中には素晴らしい猫のブリーダーさんやオーナーさんが沢山います。そのなかで、私自身の存在や猫の存在意義を見出し、これから歩む猫との暮らしや、仕事に全力でぶつかる意味を学ぶことができました。キャットショーに参加しはじめて、第三者であるジャッジさんに猫を審査して頂く。特に被毛の手入れや体重の維持や健康管理等に関しては本当に難しいものですが、どんな難問にも必ず答えはあるということも理解できました。

毎日壁にぶつかってばかりだからこそ必死にもなれます。猫の体重コントロールや被毛の管理、心の管理など、毎日夜遅くまで試行錯誤してみたり。仮設を立てて確かめてみて、結果が出なければ考え直し、失敗から多くを学ぶことができます。だからこそ本当に面白く、昨日できなかったことが今日できるようになる。今日わからなかったことが明日わかるようになる。それを自分の技術でできるようになったら本当に楽しく最高なのだと思いました。初めてキャットショーに参加した時の体重は6.9kgでした。MAXで7.4kgまで増加しましたが、現在の体重は6.2kg前後で安定させることができ、家で応援している猫の健康状態も改善することができました。

だいちゃんの被毛の手入れや体重のコントロール等は、実際にはスムーズに調整をすることはできません。ですが、困難を打ち破る力、ブレイクスルーは「こんな体重にするのは無理だ」とジャッジさんから指摘されたところから始まり、いろいろ指摘される点を改善してみようとする信念から生まれてきたのだと思います。一定のところまで行くと、理屈では解き明かせない問題が出てきます。色々と試行錯誤して、失敗して・・・。私と猫との関係や健康管理においての独自のノウハウは小さな努力の積み重ねからしか生まれてこないものです。具体的にどうすればいいか。泥臭い言葉で言えば猫と向き合う情熱であったり。

何度も何度も失敗することにより、ある時、ある瞬間スッと頭のなかにアイディアが流れ込むように問題解決への糸口が見つかるものです。食事においても同じで、いいフードを食べさせることでスマートに問題解決するのではなく、何が猫には必要なのか、何が足りないのか、本当はフードではないのかもしれないと様々な要素を組み直して考えていく必要がありました。頭で考えることも必要ですが、最終的には自分の手（技術）と、こころ（愛情）なのかもしれません。

だからこそ、想いのない所に、キャットショーで勝つ、愛猫の健康を守る等、私自身の知識や技術なしでは進歩は無いのだと理解することができました。挫折を経験し常に新しいことに挑戦する。簡単な問題ではありませんが、困難の中にこそチャンスはあるのだと思います。ですから、家族の一員でもある私自身が落ち込んでいるいる暇などありませんでした。一年を通してほぼ定期的に開催されるキャットショー。参加する猫や参加しない猫も含め全ての猫の健康管理をしていくことは本当に難しいものです。

もちろん、キャットショーには本当に素晴らしい猫が数多く出陳されます。そんなことは当然のことなので、いい結果なんてそうそう出せる訳はありません。絶望を感じる時もありましたが、絶望に立ち向かう勇気も必要なのだということも学びました。ある意味では、キャットショーにおいての順位も地位や名誉といった自己満足の飾りなのかもしれません。だからこそ、家族である飼い主が飼主足るのは、本当に猫と正面から向き合い多くの判断をしていかなければならいのだと思いました。

これから歩み続ける猫との暮らしにおいても、懸命な努力の末に磨き上げ続けた努力は必ず報われると思います。猫に対する愛情や健康を維持するために身に着け学んだ技術や知識や愛情は、人に対しても当てはまるものであり、行き先不透明な時代を生きる私たち一人ひとりにも今後必ず役立ってくれるものだと思います。

人生において初めて一年間キャットショーに参加しました。この一年があったことで次のステージに進むことができます。小さなステージで満足しないで、広い世界に目を向けていくことができる。これからも、8匹の愛猫と共に歩んで行きたいと思います。大ちゃんと福ちゃんをに優しい声を掛けて頂き、応援して下さった皆様本当にありがとうございました。