【TICA Cat Show】だいちゃんキャットショーに参加したよ♪ TICA&NAG(NAG CAT CLUB) 1ｰ4th CAT SHOW

TICA(Internatilnal Cat Association)所属のNAG（NAG CAT CLUB）主催のキャットショーに参加しました。今回で4回目の参加となります。キャットショーに参加することで、より多くのことを毎回学ぶことができます。大切な家族である猫と共に歩み、愛情や身につけた技術を第三者（ジャッジ）に評価してもらう。そして、また新たな目標を定めます。

今回は、アルター部門で出陳した3回のベストと評価を頂き、「Best In Show」（その日のショ－で全猫種の中で1位）という評価を頂きました。点数はともかくジャッジさんに猫の状態を評価をして頂き本当に嬉しく思います。もちろん、キャットショーは猫の状態を競うといういう意味では他の出陳者の猫に勝つことも一つの目的であるのかもしれません。しかし、私の中では血統猫を保護するだけではなく、猫の飼い主である人間のモラルと猫のコミュニケーション・健康管理を真剣感に考え大会当日ではなく、日頃から猫との信頼関係をより深めていくことを目的にしています。

キャットショーには参加するには、確かに血統書が必要となってきます。そして、その血統書を見ることにより自分の家族である猫が、どこで生まれどう育ったのかを遡っていくことができます。それを、キャットショーに参加しているブリーダーさんと会話することにより、今のペット産業や一時期成功したブリーダーがなぜ姿を消したのかその理由を理解することができます。猫は自分の育つ環境を自分で決めることができないのです。だからこそ、飼い主、またはこれから猫を迎え入れようとする人たちが、一度でもいいのでキャットショーを見学し、ショーで猫の評価よりも現在自分がどこで猫を迎え入れようとしているのかを理解し、そのペットショップやブリーダーさんの評価や人柄は実際どうなのかを知ることができます。キャットショーは愛猫家さんたちとの親睦と最新の情報を交換をすることができる有益な場なのだと思います。

また、キャットショーの目的に、純血種の改良と普及というものがあります。今回、ミヌエットという猫種も参加していました。以前はナポレンと呼ばれていた猫です。評価はスタンダード（猫の審査基準）に照らして争うので、品種を確立し、改善していくためにも必要なことだと思います。私も最初に迎え入れた猫と、キャットショーに出てくる猫は姿形が異なり、本当に驚きました。自分が大切にしている猫を出陳できるは嬉しいことですし、ジャッジさんに評価して頂けることは非常に光栄なことだと思います。ショー会場では珍しい品種の猫ちゃんに会えるし、そのオーナーさんから飼育環境等を聞くこともできとても楽しいです。キャットショーとは、猫を飼っている人、飼ってない人を問わず、猫好きな人と猫ちゃんのための祭典なのだと思います。

キャットショーに参加するようになり、特に注意する点は猫の日頃の生活環境を含めた管理だと思います。キャットショーに備えてシャンプーするのは当たり前ですが、それよりも食事の管理やストレスがないように穏やかに暮らせれるよう心がける必要があります。キャットショーに参加するようになり、ショーには参加しませんがアレルギー性皮膚炎が発症するあおちゃん（ロシアンブルー）ですが皮膚の状態が良くなってきました。以前は定期的に首や耳、手脚に症状が出てそのたびに動物病院へ通っていました。アレルギー皮膚炎の根治は難しいですが、今では症状は出ても薬でコントロールしなくても傷が治るようになりました。

そして、今では他の猫とも少しずつ遊ぶようになってきました。これは、飼い主として、や住環境を改善したり、食事を改善したり、グルーミングや遊ぶ時間のコミュニケーション時間を増やし、猫の満足度を満たしてあげたことも、発症を抑えることができた理由の一つだと思います。そして、猫も常に満腹で動かず寝て一日を過ごすのではなく、餌を求めて動き回るようになり、今では1日3回の食事から、摂取カロリーや栄養バランスを計算し考慮した上で、1日2回に調整できるようになってきました。

キャットショーを楽しむことの大切さ。猫との共通の夢、そしてさらなる高いステージを猫と一緒に考える。人と猫がお互いに楽しめる共通の夢を実現する。これからも猫とのコミュニケーションと学びを大切にしていきたいと思います。キャットショーが終われば、また新たなスタートなのです🐱