産業通商部は4日、「韓国政府は、商品、サービス·投資分野以外にも、競争、知的財産権などの関連分野の議論に積極的に参加し東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が、より幅広い分野をカバーする自由貿易協定(FTA)として発展するよう積極的に対応していく計画だ」と明らかにした。
産業部はこの日、「先月31日から5日間、中国南寧(なんねい)で開催され、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の第4回目の交渉で、商品、サービス、投資分野の活発な議論が行われており、競争、知的財産権、経済協力の作業部会の議論も始まった」と説明した。
商品分野は、市場の自由化のためのモデル(交渉方法、交渉目標など)、非関税措置(Non-Tariff Measures)、衛生植物検疫(SPS)、技術標準(TBT)、原産地が、通関や貿易円滑化などを重点的に議論された。
サービスと投資分野では、市場の自由化方式と協定文の基本的な要素(element)について深い議論が進行され、今回の交渉から新たに議論が開始された競争、知的財産権、経済協力の分野では、協定文に含まれる主な要素と交渉範囲と計画(Scoping Paper)などを中心に議論が行われたことが分かった。
そのほかにも、中小企業協力、電子商取引、政府調達の分野での協定の対象を含む問題についても加盟国間の議論が行われた。
産業部の関係者は「今回の交渉で韓国は、商品分野のモデリティ(Modality)を提供する一方で、ニュージーランドと共同で、政府調達の分野のための提案を発表するなど、交渉に積極的に参加し、今後のRCEP交渉で主導的な役割が可能な基盤を設けたこと評価される」と述べた。
※翻訳:ポー(一部抜粋)
NEWSis(韓国語)(2014-04-04 16:17:34)
衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS)
貿易の技術的障害に関する協定(TBT)