Happy Birthday あおちゃん♪
猫より犬派だった私
ふとしたことがきっかけであおちゃんを家族に迎え入れることに
猫と一緒に暮らすのは初めてで、よく分からずオロオロしていた毎日・・・
神経質なあおちゃんはなかなか近づいてくれなかった・・・
はじめて私のお腹に乗って寝た時は涙が出ちゃったな
気がついたらあおちゃんの虜になってしまったよ
そして、猫が大好きになってしまった
ある時から耳や足の関節に傷ができるようになり・・・
ひどくなってきたので動物病院へ何度か通院し・・・
アレルギー性皮膚炎でアトピー体質があると診断され
暫くエリザベス・カラーでの生活が始まり・・・
フードの選定、環境の整備、抗生剤の注射、ステロイドの内服、そして免疫抑制剤・・・
辛い治療を乗り越えて最近やっと症状が落ち着いてきた
あおちゃん、頑張ったね!!
そらちゃん、ふうちゃんが加わり・・・
ベンガル猫3ニャンが家族に加わった
あおちゃんは一番お姉ちゃんだけれど、運動神経がイマイチで
タンスにも登れない、水道の蛇口から上手にお水は飲めない
みんなができることが出来ないけれど・・・
とても優しい性格で、あおちゃんがいるだけでみんな喉をゴロゴロ鳴らし
穏やかになる
今日はあおちゃんの2歳の誕生日
あおちゃん
私のところに来てくれてありがとう
いつまでも一緒にいようね
ポー
目次
ポーと猫の写真館
日本の医療とTPP(28)
緑の革命は、貧しい農家の生き残る全てを支えた作物の多様性を破壊していったのです。彼らの自給的な暮らしに必要不可欠だった、混作や輪作による多様な殻物や野菜、薬草や薪や建材を確保する森や林が消えていきました。その上、ハイブリットの種と一緒に買わされる農薬、化学肥料、機械という負担から、小さな農家は自分の土地を維持できなくなってしまったのです。そしてあるとき、とても払いきれない借金の額に茫然とし、窮乏した農家は除草剤「ラウンドアップ」を畑に撒くかわりに、自分で飲み干して亡くなったのです。
今日のインドでは、農業従事者の自殺が慢性的な社会問題となっています。1997年から2005年間にワースト4州と呼ばれるマハラーシュトラ州、アンドラプラデシュ州、カルナータカ州、マディヤ・プラデーシュ州では、8万9362人の農業従事者が自殺しています。「インディア・タイムズ」(2011年1月17日付)によると、2009年におけるインド全国での農業従事者の自殺者数は1万7368人で、2008年に比べ7%の増加となっています。
緑の革命を押しつけられた発展途上国はインドと同じ道を歩みました。日本のJICA(海外青年協力隊や国際協力機構)の若者たちは、ロックフェラー財団の先兵となって、これらの発展途上国に赴き、彼らの農薬・化学肥料使用法の指導や井戸掘りを善意で行ったのです。これは厳しい言い方ですが、私たちの「無知」がいかに罪深いことになるかの一例といえるでしょう。
農薬は、1939年にビッグファーマのガイギー社(現在のノバルティス社)のミュラーによって、有機塩素系農薬DDTを殺虫剤として実用化したのが最初の例で、その後の農薬はすべてここからスタートしました。以降、私たちが知っている農薬とは、製薬会社によって石油から大量に合成可能になった有機化合物のことになります。1940年代から同じ有機塩素系農薬BHC、PCP、あるいは有機リン系のパラチオン、カーバメイト殺虫剤などが次々と開発されました。
緑の革命ではこのような農薬を大量に使用します。1962年の『沈黙の春』(レイチェル・カーソン著)で、DDTの使用によって環境・人体毒性がもたらすことに警鐘が鳴らされて以来、農薬の負の側面に私たちも気づくようになりました。
日本でも1978年に書かれた『複合汚染』(有吉佐和子著)で、農薬などの使用による健康被害が注目されるようになりました。このころは、日本の田畑では欧米の約10の農薬を使っていたといわれます。これらの農薬のほとんどが、人体にとっても発ガン性・催奇形性を代表とした数々の健康被害をもたらすことが分かり、先進国では使用が中止されています。そしてその変わりに、次々と新しい農薬が開発されていきます。
しかし、より毒性が少ないという触れ込みで登場した新しい農薬も、結局はさまざまな健康被害や環境汚染をもたらす結果に終わっています。現在の比較的安全といわれている農薬は、急性中毒や残留性が低いといわれていますが、長期の影響はまだ分かっていません。現在、国に指定されている「難病」といわれるものも、このような農薬によってもたらされている可能性を示唆する研究がいくつもあります。
2011年、アメリカ国立衛生研究所(NIH)の附属機関である環境健康科学研究所が、パラコートやロテノンといった有機リン系の農薬を恒常的に使用している農民は、そうでない農民より2.5倍パーキンソン病にかかりやすいという疫学調査の結果を報告しました。パーキンソン病は神経系の難病です。体の筋肉が固くなったり、手足がふるえたりするなどの重い運動症状や自律神経症状を伴います。
神経難病のパーキンソン病の発生原因は、環境要因が95%以上であるといわれていますが、その環境因子として有機リン系農薬がやっと浮かび上がってきているのです。現在、パーキンソン病や脳梗塞などを原因とするパーキンソン症候群の患者数は拡大しているため、それに対する医薬品の市場も拡大しています。
日本の農家では、発展途上国と違って、毒性の少ない農薬や化学肥料を使用しているから大丈夫だといいます。仮にそうであるとしても、国産の農作物は年々減少しています。国際連合食糧農業機関(FAO)による2011年の統計では、日本が世界最大の農産物純輸入国です。日本統計年鑑(2010年度版)では、野菜、果実、肉、魚介類すべてにわたって、年々輸入量が増加しています。本当に日本の食品が安全だと言えるのでしょうか。
日本統計年鑑(2014年度版) 総務省統計局 公式サイト
つづく・・・