テレビの後ろからガザガザ音がするなぁ~と思いきや・・・
覗いてみると長ひょろいグレーの物体がピタッと挟まっている・・・
呼んでみると・・・
くるる〜ん(ΦεΦ)
覗いてみると・・・
くるる〜ん(ФДФ)
おめめがクリクリのあおちゃんが!!
挟まって動けなくなったようで助けを求めてました( ´艸`)
いつも何かしら笑わせてくれるあおちゃんでした(^▽^)/
目次
ポーと猫の写真館
日本の医療とTPP(24)
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に向けてTPP参加国との予備両者協議を4月末までに終了させ次の段階の協議を開始する。医療と農業分野は異なるものではない。薬の成分は植物から精製されるものもある。遺伝子組み換え技術は医療・農業分野共に研究開発が進んでいる。
最初の遺伝子組み換え技術による医薬品はインスリンで、アメリカで1982年に承認されました。1986年には最初のヒト用組み換えワクチンである「B型肝炎ワクチン」が承認されていますが、それ以降、多くの遺伝子組み換えによる医薬やワクチンが導入されています。糖尿病の治療に必要なインスリンは、これまでは豚から取り出したインスリンをそのまま使用するか、化学反応を用いて異なる部分のアミノ酸を人型に変換して作っていました。現在では、遺伝子組み換え技術によってヒトインスリンの遺伝子を大腸菌に組み込んで、大量に生産できるようになりました。
それまで、インスリン、ホルモンなどの治療薬は、豚や牛などの異種動物、あるいは人間の遺体から回収していました。また、ワクチンは鶏卵を使って培養していましたので、非常に手間とコストがかかりました。しかし、現在では遺伝子組み換え技術の登場によって、格段に割安で大量製造できるようになったのです。これらの治療薬を必要とする患者にとっては朗報となりましたが、同時に製薬会社の利益も膨大のものになったのです。
ロックフェラー財団を中心として、NIH(国立衛生研究所)、世界銀行、UNDP(国連開発計画)が協働し、遺伝子組み換え技術を用いた様々のワクチン開発に成功しています。遺伝子組み換え技術を使って製造したワクチンを「遺伝子組み換えワクチン(GMO)」といいます。
1990年代には、世界保健機関(WHO)は、ニカラグア、メキシコ、フィリピンで、15歳から45歳の数百万人の女性に、破傷風を予防すると称して、GMOワクチンを接種するキャンペーンを実施しました。この「破傷風トキソイドワクチン」は、妊婦に与えると中絶する成分「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」が入っている不妊化ワクチンです。この不妊化ワクチン(「バースコントロールワクチン」といいます)は、1994年にNIHが中心となって開発し、特許取得しています。
ヒト絨毛性ゴナドトロピンは、受胎の直後から胎盤で産生されます。その役割は卵巣にある黄体の分解を防いで、ヒトの妊娠に重要である「プロゲステロン」というホルモンの産生を保たせることにあります。薬局でも販売されている早期の妊娠検査は、このヒト絨毛性ゴナドトロピンの検出や測定によるものです。
破傷風トキソイドワクチンやポリオワクチンに含まれるタンパク質とヒト絨毛性ゴナドトロピンが結合することで、私たちにとって未知の抗原が出来上がります。未知の抗原に対し、私たちの身体は抗体を作って攻撃します。その抗体は、通常の妊娠のときに分泌される正常のヒト絨毛性ゴナドトロピンを攻撃することで、妊娠維持を不可能にするのです。このように、GMOワクチンによって、優生思想がより洗練された形で実現できる環境が整っているのです。
つづく・・・