今日は3連休の最終日(^▽^)/
4月1日から増税に備え、猫ちゃんのフードやトイレ用品をちょこちょこ買いだめ中~
今週はふうちゃん(アビシニアン)の結膜炎の再診のため動物病院へ行ったり、3月27日(木)はりくちゃん(ベンガル猫)の去勢手術があったりと色々忙しい一週間になりそうです(>_<)
目次
ポーと猫の写真館
日本の医療とTPP(17)
ビックファーマが主力商品としていくワクチンは、主にケニアのような発展途上国をターゲットにしています。東南アジアから中央アジア、アフリカなどの感染症が多い発展途上国地域を「エマージェント・マーケット」と称して狙いをつけているのです。「AMC(Advanced Market Cominitments / ワクチンの事前買取制度)」という融資システムが創設されています。このシステムは製薬会社に、確実にワクチンを買い取ってもらう資金が流れるようにする変わりに、発展途上国に比較的安価にワクチンを提供する制度です。GAVIアライアンス(Global Alliance for Vaccines and Immunizations / 世界ワクチン免疫同盟)は、このシステムを用いて、2011年に肺炎球菌ワクチンを最初にケニアへ導入しました。必要なワクチン購入のためにGAVIアライアンスが毎年約400万ドルを用意し、ケニア政府は、毎年90万ドルを支払うことになっています。
しかし、発展途上国の感染症の蔓延の根本原因は不衛生な環境にあります。衛生を向上させるだけで現在の先進国のように死に至る感染症の多くを撲滅することが可能で、ワクチンは必要ありません。ビックファーマでさえ、きれいな水を供給を別にすれば、ワクチンは感染症に対して最もコストパフォーマンスのよい方法だと理解しています。上下水道の設備やトイレの設置などは、ワクチンよりはるかに長期的コストがかかりません。
これら発展途上国地域の国自体はワクチンを購入する多額の資金がないため、GAVIアライアンスやワクチンの事前買取制度を設立し、先進国からお金が流れる仕組みを作っているのです。それが製薬会社を通じて欧米の財閥の懐に入るという仕組みです。いかなる公的機関、公的な仕組みも金儲けや人口削減のために隠れ蓑でしかありません。欧米富裕層は、空気からでもお金を作れる名人なのです。
また、製薬会社は「ワクチンパッチ」と呼ばれる新しい技術を開発しています。これは、指先に乗るような小さなパッチで、先端には無数の微小な針が付いています。これをバンドエイドのように皮膚に貼り付けるだけで、ワクチン接種が完了するようになっています。そして、各個人の自宅に直接「ワクチンパッチ」を送付することで、確実に接種率を上げて、さらにワクチンマーケットを拡大していく狙いです。
つづく・・・