【猫と考える日本の未来】韓米FTA発効2年 水産物の貿易規模24.6%増加 | 韓国TPP・FTA関連情報

米国との水産物の貿易規模が米韓FTA発効前に比べて24.6%増加(3億1000万ドル→3億9000万ドル)したことが分かった。

一方、同期間で韓国と世界各国との水産物の貿易規模は6.1%減(55億9000万ドル→52億5000万ドル)だった。

特に韓国が世界各国に輸出した水産物の輸出額全体は、米韓FTA発効前に比べて9.9%減少したが、米国への水産物の輸出額は12.4%増加した。

水産物全体の輸入額は3.9%減少した一方、米国からの輸入額は38.3%増加した。品種別ではマグロ(27.2%)、海苔(61.8%)、ズワイガニ(501.5%)、ヒラメ(76.9%)が米国への水産物輸出増加傾向を主導した。

米国から輸出禁止措置で生産が中断されたカキ(26.1%減)と国内生産量が減少した海苔(17.6%減)などの輸出は減少した。

米国からの水産物の輸入も急速に増加を示した。輸入の増加率が高い品目は、ロブスター(1637.7%)、サーモン(698.9%)、ヌタウナギ(61.1%)、イワシ(312.3%)などとなっている。

海洋水産部は、韓米FTA発効2年の間に、対米水産物輸出入が増えたが、輸入品は、韓国で生産されていない品目や生産量が少ないサーモン、他の国から輸入された品種(ヌタウナギ ワシなど)が米国産に置き換えられたことが多かったと分析した。

海洋水産部の関係者は「輸出水産物の安全性の強化と物流システムの整備、新規輸出品目の開発に注力すれば、対米主要輸出水産物(海苔·牡蠣·ヒラメなど)を中心に、米国市場の拡大が可能だろう」と展望した。
※翻訳:ポー
NEWSis(韓国語)(2014-03-16 18:10:04)

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