【猫と考える日本の未来】韓・カナダのFTA交渉妥結に与野党交錯した評価 | 韓国TPP・FTA関連情報

与野党が12日、カナダとの自由貿易協定(FTA)交渉妥結の知らせに交錯した評価を出した。

セヌリ党は交渉の結果を歓迎し、批准案の国会本会議通過を予告したが、野党は交渉内容と手順を問題視して検証する意志を現わした。

セヌリ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)代表はこの日午前、国会で党最高委員会議を開き、「カナダは経済規模の面で、世界11位の経済大国であり、石油埋蔵量世界3位の資源大国である。一人当たりのGDP(国内総生産)は5万ドルを超え魅力を持った市場であるが、我々の市場シェアは1.5%に過ぎなかった」とし「FTA締結が初めてであるだけに、競争国よりも有利な交易条件が形成され、市場拡大に一歩先んじることができようになった」と語った。

ファン代表は「今回のFTAで困難を経験することができる分野の完全な補完策を用意しなければならない」とし、「党政策委員会を中心に雇用創出、貿易投資の拡大、経済成長という順で効果を最大化するが、国内産業の被害を最小限に抑えるように政策に力量を集中してほしい」と頼んだ。

同党の宋光浩(ソン・グァンホ)最高委員も同日の会議で「畜産大国である米国とオーストラリアに次いで、カナダまで国内市場が開かれることになった。農民は、さらに悪いことに困難になる」と「農民が街に飛び出す前に党指導部はもちろん、大統領府と大統領が関心を持ち悩む農民の心を癒してくれることができる対策を必ず用意しなければならない」と呼びかけた。

野党は交渉の過程と内容を批判した。民主党パク・スヒョン院内報道官はこの日、懸案の評価として「昨日妥結した韓·カナダFTAは、手順と内容面の両方で問題が多くの異常なFTA」とし「政府は経済的実益がないという理由で2009年4月中断した韓·カナダFTA交渉を4年7ヶ月後の昨年11月に突然再開した後、ただ一回の公式実務交渉が開催され電撃的に交渉を妥結した。この過程で国民の意見の収束はもちろん、国会に対し報告もなかった」と指摘した。

国会農林畜産食品水産委員会所属である同党のギムスンナム議員も報道資料で「国内の畜産農家への支援対策が不十分な状況で、続く畜産大国とのFTA締結は、畜産農家に対しての時限付き宣告」とし「現在の法司委で審議されているFTAを乗り越え利益を共有する法制度(自由貿易協定の締結に伴う農漁民などの支援に関する特別法の一部改正案)が早期に通過し、FTAの利益が農・水産分野支援のために使われなければならない」と主張した。

国会産業通商資源委員会所属である正義党ギムジェナム議員も「韓・カナダのFTAが当時(2012年1月)に行われている通常の交渉だったので、その法案の適用を受けないという官僚の言い訳は妥当ではない」とし、「国民と国会の理解と参加を無視して、政府が一 ​​方的に推進した韓·カナダFTAは理解できないFTA」と指摘した。
※翻訳:ポー
NEWSis(韓国語)(2014-03-12 11:31:37)


カナダは米国との自由貿易協定(FTA)として既に北米自由貿易協定(NAFTA)を締結している。TPP交渉に関しても、韓国同様に後発グループである。カナダとメキシコもTPPへの参加を表明していますが、なぜ日本の参加を待っていたのか。そして、TPP妥結より先に韓国とのFTAを急いだのか。NAFTAでは米国に散々好き放題にやられているなか、米国以外の大国が入っていない枠組みに入っても、また米国に主導権を握られて自国が不利益を蒙る可能性が高いが、日本がTPPに参加することにより米国に対し歯止めが掛かると考えているのか。もちろん、日本がTPP参加が決定的であるならば、日本を市場と捉え米国・オーストラリア・シンガポールだけに日本市場の自由化による利益を享受させるわけにはいかないため、二国間でFTA交渉を進めた方が良い条件を得ることができるが、TPPに参加するとなれば米国・オーストラリアと足並みを揃え日本市場を開放させるべく同じ土俵に乗るべきと考えるのべきだろう。TPP妥結の前に韓国・カナダFTAで外堀を埋められないようにしなければならない。戦前のイギリス・フランス・米国によるドイツ・ロシア・日本を封じ込めに似た構図であり、「自由貿易」との謳い文句とは裏腹に、むしろ世界は再度ブロック経済へ戻ると思う。中国、イギリス、ロシアの今後の動きに注目。歴史は繰り返されるのか。

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