冬は静電気が気になる季節です。静電気は空気が乾燥している冬場になると特に起こりやすく、暖房やホットカーペットでぬくぬく寝ている猫ちゃんは帯電しやすくなります。部屋に加湿器を置いて室内の湿度を保ち、静電気が起きにくい環境を調えたり、猫の体を蒸しタオルで拭いたりすると効果があるようです。
今日は、爪とぎが古くなったので、新しい爪とぎに買い替えました(^▽^)/
スクラッチング・トンネル♪
トンネル型の爪とぎです。
組み立ては簡単で、使いやすそうです(o^-^o)
トンネル型になっているので、隠れて遊んだり、爪をといだり、リラックスしたり。
猫ちゃんも楽しそうに遊んでいます♪
でも〜破壊されるのは時間の問題かな~( ´艸`)
目次
ポーと猫の写真館
日本の農業とTPP(5)
冬の果物といえばりんごやみかん。私も大好きで毎日食べているりんご。ショッピングセンターへ行けば多くの種類のりんごやみかんを購入することができる。新興国で日本の農業が成功するするには輸出を意識する必要があり、農家が輸出で富む時代がやってきている。輸出量が生産の1割を占める青森県産りんごなど、確実に実績を上げている。農産物輸出のいいところは、工業界と異なり、近隣国なら中国や韓国と直接競合しない点だ。
日本独自の品質基準に加え、厳し消費者の目により長年鍛えられてきた国内農家の優位性は高い。ターゲット市場別の個別対応やマーケティングの視点ももちろん重要だが、それは国内で既に実験済みの段階だ。たとえば、関東と関西お地域による嗜好の差や贈答用・家庭用・業務用など用途別に設けられる選別の差を当たり前のようにこなしてきた実績が既にある。同じ畑で採れる農作物でも、栽培技術や調整・出荷方法によって、細やかな対応をして生き残ってきたのが日本の農業だ。海外用と無理に意識しなくても、サイズや熟度や糖度などスペックの指定さえあれば、職人肌の農家は喜んでチャレンジする。全く同じ作り方をしても、日本では価値の低い規格が別の国では重宝されるケースもある。りんごの大玉は、日本では敬遠されがちだが、台湾ではめでたいと結婚式の引き出物としてなどギフト需要も高くなってきている。
TPP時代に先取りする形で、アジアをはじめ北米や世界各地に輸出実績を上げているたくましい農家も既に存在している。輸出というと外国人に農産物を売らないといけないというイメージが強いが、100万にを超える海外の在留邦人も一大市場となる。長期滞在者や永住者、世界各地に日本人会もある。国際空港の周辺には輸出型の園芸施設を集中立地する施策も有効で、世界第2位の農産物輸出国のオランダではスキポール空港の囲むように切り花などの生産設備が広がっている。ポイントは、施設から貨物搭載までの温度管理システムはもちろん、受注センターから最先端の検疫、仕分け、パッキング機能として一貫的して備えている。新興国の空港でも、この戦略で輸出を伸ばしている。ドバイで、国際的な青果輸出入企業数100社が倉庫・オフィスを構えている。その面積は、アジア最大級の大田青果市場の3倍を誇っている。インドににいたっては、園芸に加え空港施設内に養殖場を持ち、魚のカット、刺身の輸出まで行っている。単価の安い青果物が航空運賃を使って儲かるのかと思われるかもしれないが、世界の青果・花貿易額の3割が空輸取引である。生鮮品と呼ばれる市場は成長率が高く有望な市場となっている。日本でも那覇空港がANA(全日空)の戦略で、アジア向け農産物・食品の空輸のハブ空港になりつつある。沖縄はTPPに対し、航空会社とタッグを組み新たな挑戦を初めている。
農業に関しても気候変動が人類始まって以来の最大の問題となるであろうことは、もはや間違いない。現在の世界レベルではこの問題の規模や複雑さに対処しきれないことも明らかになった。このかつてない難題に対応するためには、新しい考え方や新しい原理を何としてでも吹きこまなければならない。TPPの農業問題に取り組むためには、商業や産業のシステムの抜本的な改革だけではなく、我々のライフスタイルを根本から変えなければならない。それに、何といっても、TPPがやる気を起こさせてくれる最強の理由がある。私たちに、それをやる以外の選択肢は残されていない。だから、チャレンジする。
つづく・・・