にゃ〜っ!!
今回は、巨大招き猫に会う旅。
2005年2月に開港した『セントレア(中部国際空港)』からすぐ近くの常滑市。
陶磁器会館を起点とする『やきもの散歩道』。約4kmにおよぶ小高い丘の上に広がる小路。
陶磁器会館の郵便ポストの上には陶器製の猫が郵便を配達している。
コンクリート壁が続く道路は、とこなめ招き猫通りと呼ばれており、『御利益陶製招き猫』、『本物そっくりの猫』が大集合している。
そして、コンクリート壁の上に『とこにゃん』はいた。
愛知県・常滑市を見守る『とこにゃん』大きさは幅6.3m、高さ3.8mの巨大招き猫。
一般的に招き猫は右上げと左上げがあるのだが、『とこにゃん』が上げているのは左手。これは『人、客を招く』とされる。愛知県常滑の招き猫に「おいで、おいで」と、招き寄せられる。ニャンとも言えない懐かしさがある。
そして、常滑の招き猫の特徴は、2頭身で目がパッチリしている。
やきもの散歩道には江戸時代から明治時代にかけて、常滑焼の壺や瓶を江戸に運んだ『廻船問屋 滝田家』の屋敷もある。江戸時代の建物をそのまま復元したもので、貴重な市指定の文化財。
いかにも常滑らしい『土管坂』。この散歩道を代表する風景である。明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が壁面を覆い、坂道はケサワ(土管の焼成時に使用した捨て輪)の廃材が使用されている。
そして道沿いには黒坂塀のたくさんの窯屋があり、レンガ造りの煙突なども見え隠れする。国際空港を擁する臨空都市でもあり歴史や伝統とは対極にある最先端の未来都市。しかし、ノスタルジックな遠い昔を思わせる光景が広がるのが常滑なのだ。
何気に入ったお店で、ストーブの近くで寝ている猫ちゃんに出会った。名前は『のんちゃん』ぬくぬくでお昼寝中。とても可愛い猫ちゃんでした。
常滑市は焼き物の町ならではの風景が連続していく。
『とこにゃん』に会いに常滑へ。
とても楽しい旅でした(≡^∇^≡)