Platycerium 栽培記録 2019年5月1日(令和)だよ♪
私は植物が大好きです。大切に育てていきたい。しかしながら、いろいろな面で「上には上がいる」ということ。好きなだけではどうにも出来ないくらいの「差」を知ることになります。「上手に育てる」「大切に育てる」「思いを継ぐ」という夢を諦めることは容易ではありません。「本物」を知ったことで、良い意味で「自分」に素直にそして謙虚に向き合うことが出来たことは、本当に良いことだったと思います。
植物が身近にある生活は幸せの象徴であり、植物は非常にプリミティブ(原始的)な存在だと思います。植物があれば、家中が穏やかで優しい気持ちになります。植物は人にも地球に優しい存在です。植物との縁。植物と繋がる不思議な縁。縁があると、「まさか出逢う事がないだろう」という人や歴史や想いなどに出逢います。私が本来なら関わることのないような世界に住んでいる人や植物とだって、縁さえあれば引き寄せ合い、出逢う事ができます。
しかし、努力はどれだけしても足りない。残念ながら「成功」への近道は無いのだと思う。仮に才能や環境があったとしても、努力がなければどこにも到達できないのだと思う。「成功」に近ずくには膨大な練習・経験・失敗量があっての賜物なのだろう。それでも、植物を輝かせるためには単なる努力だけではダメなのだと思う。努力と共に必ず心の中に植物が「好き」という気持ちや「遊び心」があってこそなのかな。
植物を育てる技術を身につけ、さらに考え行動する。自然や文化や歴史に囲まれた環境が誰しも平等に存在している。私自身も活かすこともできる平等な条件があるのだと思います。今、未来に向けて大きく前進しようとしている植物と私自身。
師匠の技術を見て、見よう見まねでそれを必死に覚えていく。技術とは、そういう特別な関係の中で脈々と受け継いでいけるものなのかな。技術を継ぎたい者として、そのルーツは正しく守っていきたいと思う。常に時代に合わせながら変化し、思考し挑戦していく。積み上げられたルーツという裏付けのある確かな技術。それは、間違いなく一つの能力なのだと。志をもち、さらなる高みへと昇華し、新しい自分や世界に挑む必要があるのかと。
植物と一緒に、まずは一歩、そして次に繋がる一歩を少しずつ歩んでいきたいと思います。
次は温室作りだ〜♪