猫年がない理由

なぜ、猫年はないのでしょうか。猫年について調べてみました。

猫と一緒にグリーンライフ
猫年の由来とは、

支那の帝王が、「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」とお触れを出したそうです。

動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを間に受けて、喜んで帰っていったと。

さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。

我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。それでねずみを恨んで、今が今でもねずみを追い回すのだそうな。

動物の十二支が最初に文献に現れるのは、後漢時代に書かれた『論衡(ろんこう)』です。著者は王充(おういつ、おうじゅう、紀元27~100?)。民衆に干支を普及させるため、あるいは辺境民族との交易で誤解がないように、干支をなじみ深い動物に置きかえた、と言われています。

中国最初の猫は三蔵法師が伝えたという伝説があります。経典をネズミに食べられるのを防ぐ目的です。これは、日本に猫が輸入された目的と同じです。

世界の十二支十二支の動物
日本の干支鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
中国の干支鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
台湾の干支鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
韓国の干支鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
チベットの干支鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
タイの干支鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
ベトナムの干支鼠、水牛、虎、、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
ベラルーシの干支鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、豚
ロシアの干支鼠、水牛、虎、兎、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚
モンゴルの干支鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
鼠、牛、豹、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
フランスの干支鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪

世界には、猫年は存在しているから、猫年を普及させよう!!

猫年に関しては、継続して調べてみます!!

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