だいちゃん♪ガリガリポールスクラッチャーに登って居眠り？｜【猫御殿計画発動】理想の健康住宅とは何か？

人と猫の理想の健康住宅とは何か。住まいに求めるものは人それぞれであり、変化していくもの。しかし、大切なことはいつの時代も決まっているのかもしれない。まず、自由なこと、生活しやすいこと、安心・安全が確保され、季節感を感じることができ、季節の変化に対応できて、環境に優しく、生活するにあたりコストを抑えることができる住宅。そんな理想の住まいを考えてみたいと思う。父親が亡くなり、父親が今の自分の年齢の時にどんな事を考え生きてきたのか。今となっては直接聞くことはできませんが、人から父親の人柄や言葉、意外な趣味や特技があったことなどを聞きます。無口だった父親、人の心を揺さぶる言霊とは、言葉や書く文章の内容に乗るのではなく、自然と空気のように発せられるものなんだと気づきます。耳で聞かないで、心で聞いて、心が動くような会話ができると、人の心も動くのかもしれません。今の社会は固定観念ばかり、あえて固定観念を捨てることから始めなくてはいけないのかもしれません。

日本も、少子高齢化社会の時代を迎えています。日本の老後の生活についてはいろいろと問題もあります。日本の高齢化社会に対する国や市町村、家族の取り組みなど改善すべき問題は多く存在し、その中で一つの方向性としてスウェーデンが代表する福祉国家型の大きな政府路線か、アメリカ型の市場重視の小さな政府路線を選択すべきか。今後日本が定める進路はどのようになるのか。福祉国家が高齢者にとって幸せなのか。来年には日本も消費税が10％となります。しかし、スウェーデンの消費税は25％であり、住居・医療・光熱費や保育料も高く、福祉政策に対しては満足度は高いかもしれませんが、生活に対しての満足度が高いわけではありません。スウェーデン方式を導入するならば、核家族化を推進する事となり、極力他人の助けをかりることなく健康的な老後を過ごすという考えを持つこと。まずは、スウェーデン的な生き方やスウェーデンの本質や現状についてまずは理解する必要があるのだと思います。

今回、理想の健康住宅を求めるに際し、今は離れて暮らしている母親とお互い新たな場所に一緒に同居し、健康面と経済面、精神面を補い新たなチャレンジをすることができればと考えました。もちろん、大切な家族である猫ちゃんにとっても快適な住空間も創り出したいと思います。住まいに求められるものは、常に変化をしていき2011年の東日本大震災以降は太陽光発電システムを始め、エネファームなどを利用した創エネ・省エネを実現する住宅、さらにはその先をいくスマートハウスまで登場してきました。エネルギー消費を最適化し、二酸化炭素の排出を減らし、環境に配慮し、地球の健康まで守ろうと社会が動き出しました。

では、そこに住む人の健康状態はそれにともない改善してきているのでしょうか。かつてはホルモアルデヒドなど室内の空気を汚染して健康を害してしまうシックハウス症候群が問題視されました。科学物質については建築基準法に基づき法令に基づき施行され今後はこの問題点もクリアすることができます。しかし、アレルギーの原因となる花粉やPM2.5などの粒子状物体については問題がまだ対応が遅れているのが現状で。この小さな粒子が体内に入ることにより、呼吸疾患や心疾患を起こす可能性もあるといわれています。

高齢化社会をむかえ、交通事故死よりも多いとされるヒートショックによる疾患への対応も考える必要があります。急激な温度変化によって、血圧が上昇したり下降したりして起こる健康被害で、特に冬場の入浴時に発生し、高齢者に多いのが特徴。ヒートショックは、脱衣所や風呂場やトイレなどで起こりやすい。部屋間の温度差を少なくすることで防ぐことも可能となるが冬場の暖房費が当然高くなる。健康を守るためには何かにつけて仕方のないコストかもしれないが、経済負担は年々増加する一方。何をもって健康かの定義についても改めて考えてみる必要があるのだと思います。

家族の暮らしを育む住まいだからこそ、妥協はしたくない。心地いい時間が流れる空間で、より豊かな毎日を送るための住まいを考えてみたいと思います。家族同士で手を離さぬように、人生に負けないように、辛い時や苦しい時があっても、いつもと変わらず、家族と猫ちゃんみんな揃って、ご飯を食べることができる空間。猫ちゃんも家の中を今まで以上に走り回れるような空間を考えてみたい。いろいろと楽しみが増えていきます🐾