【膝蓋骨脱臼】猫の膝蓋骨外方脱臼 治療プログラム|手術は無事終了しました♪

今日くうちゃんの左膝蓋骨外方脱臼の手術を行いました。午前中にくうちゃんを動物病院へ連れて行き、午後16時過ぎに動物病院から電話があり血液検査(凝固系)の結果問題ないのでこれから手術を行うとの連絡があり、動物病院へ向かいました。動物病院に到着した時はすでにくうちゃんの手術が始まっていました。私はくうちゃんの手術に立会いくうちゃんの手術成功を祈り続けました。執刀医から「この子は溝(滑車溝)がほとんどなくて平らになっているよ」と言われました。実際に見せてもらいましたがくうちゃんの溝(滑車溝)がなくきれいにつるつるした状態でした。

今回の手術は、軟骨ブロック形成術と関節肢帯内側縫縮術の2つが行われました。くうちゃんの軟骨の幅は普通より大きめで軟骨溝を削るのに両サイド大きめに削ってお皿がちょうどはまるように溝を削り軟骨を乗せるという手術でした。関節の内側に骨棘(こっきょく)ができておりそこに骨があたるので、これがだんだんひどくなると痛みが出てくるので手術してよかったケースだと言われました。それと支えている筋肉を縫い縮めて筋肉にハリをつける関節肢帯内側縫縮術が行われました。今回は軟骨を残したので、もし今後具合が悪ければ再手術をして軟骨を外してお皿の収まりを良くすることもできるそうなので、これで少し様子見ることになりました。

術後は2日間くらい病院で様子を診てもらい、退院後は家で徐々に歩きまわってもらい、術後一週間後から本格的にリハビリを開始します。抜糸は術後10日後の予定です。術後しばらくの間は関節内出血を起こしたり、腫れたり骨片がグラグラしたりするかもしれないのでまたその状況を見てレントゲンを撮って確認していくと説明されました。

術後のリハビリとしては猫の場合は関節の曲げ伸ばしをする、運動療法は猫の場合はしばらく動かなくなるので他の猫と追いかけっこしたり、無理しない程度で追いかけて走らせる、ストレッチを行う、理学療法では腫れが引いてから、動物病院へ通院し電気、レーザーを当て血行を良くするという治療が今後行われます。

まだまだ治療は始まったばかりですが、今回手術を受けてよかったと思います。少し動かすだけですぐに外れていたくうちゃんのお皿は、術後動かしても外れることはありませんでした。病院にいる間は術後の痛みも強く出ると思うのでモルヒネの鎮静をかけて痛みをとりますと説明があったので安心しました。

術後、麻酔から覚めたくうちゃんに会ってきました。少し意識もうろうとしていましたが、お鼻に指を近づけて声をかけると「にゃぁ〜」と返事をしてくれました。ギプス固定(テーピング)をしながらも一生懸命に起き上がろうとして私のそばに来てくれました。本当に嬉しくてたまりませんでした。くうちゃん、本当に頑張りました。お腹すいてるだろうな〜、みんなに会いたいだろうな〜こたつの上でぬくぬくしたいだろうな〜といろいろと考えてしまいます。

これからくうちゃんを含め8匹の猫ちゃんと歩む長い人生、もっともっと猫ちゃんの力にもなれるよう、私自身も人間的にも成長していかなければならないと実感しました。どうやって人間的に成長していくのか、より良い猫の生活環境とはどのようなものなのか。まだまだ考えるべきことが多いですが、今回くうちゃんと共に手術を乗り越え、私自身もほんの少し成長できたと思います🐾

ポーと猫の写真館

【くうちゃん】本当に帰りたいの・・・

【くうちゃん】何見てるのさ・・・くうちゃんを一人ぼっちにしないでよ・・・にゃぁ〜!!

【くうちゃん】ぐるぐる巻になっています。早く良くなりますように・・・明日も会いに行くからね!!

【病状説明書】手術・今後についての説明を受けました。

【膝蓋骨外方脱臼 手術】

【膝蓋骨外方脱臼 手術】骨棘(こっきょく)が確認できます

【膝蓋骨外方脱臼 手術】軟骨ブロック形成術

【膝蓋骨外方脱臼 手術】軟骨ブロック形成術

医療費・備忘録

ポー
猫ちゃんの健康手帳 3月14日

20:33 ふくちゃん(おしっこ)
20:34 ふくちゃん(うんち)
23:53 ふくちゃん(おしっこ)