P. quadridichotomum

P.quadridichotomum(プラティケリウム クアドリディコトマム)の名前の胞子葉の展開の仕方に由来し、胞子葉は下方に展開しカブトムシの角の形状のように二股に分岐(ラテン語:dichotomus)し、さらに分岐し四股(ラテン語:quad)に成長する形状に由来しています。「dichotomus」は植物の学名などにも使われ、他にもシカの仲間(シカの角形状から)などにも使われています。

P.quadridichotomumの胞子葉は下方にぶら下がり先端は波状です。胞子葉の表面は星状毛で覆われ、下面は褐色の毛で覆われています。胞子嚢は暗褐色であり、P.andinumと同様に胞子葉の先端の二股に分岐した部分に作られます。

貯水葉は高く成長し上部で外側に広がり古い貯水葉を大きく包み込みません。夏の間は貯水葉は緑色になる傾向があり、形成される貯水葉の数は年や環境により大きく異なります。

マダガスカルに分布する4種類のPlatycerium(P.alcicorne(P.vassei)、P.ellisii、P.madagascariense、P.quadridichotomum)で、P.quadridichotomumはマダガスカルの西部の乾燥した地域に分布しています。

【栽培記録】
 2019/06/– 準備中

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