【膝蓋骨脱臼】猫の膝蓋骨外方脱臼 治療プログラム|退院後の環境変化に備えて、トイレ、食餌、水の与え方、ストレス解消法などを考える

3月4日(金曜日)にくうちゃん(ベンガル)の左膝蓋骨外方脱臼の手術を行います。手術は信頼のおける獣医師にお願いしをし、3日後には退院をし、手術後10日には抜糸を行い、リハビリを開始する予定です。そこで、退院後に備えて残りの猫ちゃんを含め生活環境が一時的に変わり、手術をした猫と他の猫にストレスが加わり他の病気が発生しないように環境の変化に備え準備をしています。

まず、手術をした猫が退院し帰宅すれば薬や動物病院の臭い、カラーを装着していることにより猫同士の識別ができなくなる可能性があります。そして、それがトリガーとなり病気が発症する可能性があります。考えられる病気としては、あおちゃん(ロシアンブルー)のアレルギー性皮膚炎の発症、りくたん(ベンガル)の突発性膀胱炎が考えられます。猫の下部尿路疾患(LUTD、lower urinary tract disease)は、泌尿器症候群(FUS、feline urologic syndrome)、下部尿路疾患(FLUTD、feline urinarry tract disease)となり、排尿困難、有痛性排尿、血尿(肉眼的および顕微鏡的)、頻尿、不適切尿が症状として現れます。

現在8匹の猫ちゃんと生活しているので、下部尿路の疾患は屋外飼育猫や多頭飼育により発症する可能性は高くなります。そこで、飼い主は環境の改善、給餌の変更などを考える必要があります。猫が手術後に治療に専念しやすい環境や、その他の猫がストレスを受けないような環境を考えていきます。

具体的にはトイレ、食器などを中心に再度チェックをしていきます。手術後はカラーを装着するので、食べやすい食器に変更したり、カラーを装着しても水が飲めるようにし、トイレは今まで以上に常に清潔を保っておきたいと思います。トイレは現在システムトイレを使用しているので、砂とシートの交換は体力が改善するまでは頻繁に交換し、アンモニア臭や汚れから感染症などを併発しないようにしていきたいと思います。

今回は飼い主がストレスの元凶ではないと考えられるので、猫が自然で楽しく猫らしく活動できるように猫が登り降りできるキャットタワーの段差の改善や、爪とぎの数を増やしたり、隠れることができる場所や、邪魔されず安心して安眠できる環境を作りたいと思います。ストレス解消には、新しい玩具など猫のもつ自然の狩猟行動を十分に刺激できるものを用意したいと思います。

フードに関しても、現在はドライフードのみを与えていますが、一時的に食餌を変えることも検討したいと思います。しかし、8匹の猫がいるので、今後のことも考慮して慎重に切り替えていきたいと思います。一時的にはウェットフードも与え栄養バランスを整え、手術後できるだけ早くリハビリができる状態にしていきたいと考えています。今回の手術の術前検査では心筋症も今後は注意する必要があるので、栄養バランスと、猫の体重管理、定期検診はしっかりと行っていきたいと思います🐾

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【くうちゃん】くうちゃんの必殺!!!!へそ天♪カメラ目線でテヘッ♪

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猫ちゃんの健康手帳 3月2日

19:51 ふくちゃん(うんち)
22:17 かいちゃん(おしっこ)
22:35 りくちゃん(おしっこ)
22:51 ふくちゃん(おしっこ)
23:12 あおちゃん(うんち)