【家庭菜園】夏野菜の収穫間近だよ~♪|【【猫の健康】ペットフードの歴史・アレルギー症状とペットフードについて考える

人類が「狩猟」から「栽培」に食生活をシフトし始めた段階(紀元前1000年頃)で農薬の歴史は既に始まっています。50年前の農産物の方が安全だったとか100年前の農産物の方が本来の野菜の味だと考える人もいるかと思います。しかし、今よりも昔の方が毒性の高い農薬を使っています。1944年にドイツのバイエル社で開発された有機リン系殺虫剤のひとつであるパラチオン(Parathion) ・パラチオンメチル・モンサント社のDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン、Dichloro-diphenyl-trichloroethane)・BHC・水銀・鈴・ニコチン・青酸・トリカブト・山椒毒・ドクニンジン(毒人参、Conium)など毒性の高いものを使っていました。哲学者のソクラテスもドクニンジンの毒で獄中死したと言われています。近年では蜜蜂が失踪するなど農薬の使用や遺伝子組み換え作物(genetically modified organism、GMO)など問題化しています。

食の安心・安全は一体どこにあるのか。当然、人間界の健康事情は、そのまま猫や犬などの世界にも反映されていきます。私たち人間が、食の安心・安全を学び行動しない限り動物も不健康になります。ペットの飼い主は自分に厳しく、そしてペットに寄り添って生活していく必要があるのだと思います。ロシアンブルーのあおちゃんにもアレルギー症状が出ます。アレルギー症状は皮膚に現れます。あおちゃんの場合は、耳や手足に現れます。症状が現れることにより、痒みによりかきむしったり、噛んだりすることにより症状は悪化していきます。

アレルギーは大きく分けて2種類あります。一つ目はアトピー性皮膚炎。ダニやハウスダストや花粉など、環境中に存在するものが原因物質(アレルゲン)となって反応が起きます。猫の体内では免疫、つまり異物が侵入した時に退治しようとする仕組みが働き、アレルゲンの刺激に対して免疫機能が過剰に反応すると、IgE抗体(免疫グロブリンE、英語:Immunoglobulin E)というタンパク質の一種が作られます。このIgE抗体が過剰に生産され、肥満細胞という名の細胞に結合すると、肥満細胞が爆発(脱顆粒、mast cell)する。これにより、皮膚のかゆみが生じる。

もう一つが食物アレルギー。食物アレルギーにはIgE抗体が関連するI型過敏症と、リンパ球が関連するIV型過敏症が混在します。どちらに反応するかは検査をし、その反応によりフードを選び、変更する必要がでてきます。通常はアレルゲンが含まれない低アレルギー食に変更します。しかし、たいていのフードに食物アレルギーのアレルゲンの中でももっとも多いとされる、大豆、ジャガイモ、米が配合されていますし、次いで多い牛肉、鶏肉、乳製品、トウモロコシなども入っています。食物アレルギーというのは第一主原料(タンパク質や脂質)だけの問題ではありません。例えば、米に反応するなら小麦もトウモロコシもメロンもトマトにも反応することになり、大豆に反応するなら大豆油もマメ科植物にも反応するといった交差(交叉)反応が起こる場合もあります。

そもそも猫は穀類を食べるように体はできていません。猫は穀類を食べるように体はできておらず、肉食性の動物で人間のように雑食性の動物ではありません。2007年の研究では、アメリカ・イギリス・ドイツなどの国際研究チームが、世界のイエネコ(人間と共生する猫)計979匹をサンプルとしたミトコンドリアDNAの解析を行い、その結果から「現在世界中に存在しているイエネコの祖先は約13万1000年前(更新世末期=アレレード期)に、中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコ(Felis silvestris lybica)である」と結論付けました。猫の祖先であるリビアヤマネコと現代の猫も同じ消化器を持っていると考えられます。

猫の消化管は短く、肉をベースにした高たんぱくの食事に適応し、たんぱく質を効率よくエネルギー源として使用するように出来ています。ライオンの消化管は体の約4倍といわれています。猫もライオンと同じく約4倍。犬に関しては5〜6倍となり、草食動物である、馬は約10倍、牛は20倍、羊に関しては約25倍と消化管が長くなっています。草食動物は肉食動物に比べ、消化管は長く長い時間をかけて食べ物を分解し吸収します。穀類などの炭水化物は肉食動物の猫にとって消化が困難であり、また穀類は炭水化物としてもたんぱく質としても栄養価は低く、猫は植物や穀物をベースにした食事をすることはできても、早期に栄養バランスを崩してしまうことがあるといわれています。フードの安易な切り替えやタイプの異なるフードを与えることも消化管に負担を与えます。

ペットフードの歴史は、戦争の歴史と繋がっていきます。ドライフードやキャットフードは第二次世界大戦後(1939年〜1945年)に始まり、猫の健康よりも材料の保存期間と製造コストを追求した人間の食物を加工したものが始まりとなります。1860年にオハイオ州シンシナティの機械技師ジェイムス・スプラットという人物が、最初の加工ドッグフードを販売した。そのドッグフードとは小麦、ビートルート、野菜、牛肉の血で出来たビスケットを販売したのが始まりといわれています。1930年代の大恐慌時には、飼主がより安い餌を求めた結果、穀類を増やしたフードが登場し人気を得ました。

1960年代にはドッグフードメーカーは穀類の外皮、荷粉、人間用として不適切な肉などをドッグフードに利用し、「廃棄物利用」がフードの価値を高めるという風潮となりました。新鮮肉や野菜の方が原材料として優れていると言われていましたが、当時は飼主の残飯、また肉屋からの安い端肉やもらってくる生廃肉、ごみ箱漁りでも食を繋ぐことができると考え、ペットフードメーカーは工場廃棄物など安価なものを与えても健康でいられると主張し、穀類の外皮、荷粉、人間用として不適切な肉などをドッグフードに利用しする「廃棄物利用」の歴史が始まりました。第二次世界大戦後は、ドライ加工のフードの売り上げが伸び始めました。この頃から、製粉業者や穀類販売業者は副産物の売り込み先としてペットフード業界をターゲットに、屠殺場も人間用に不適切で使用不可能な肉副産物をペットフードメーカーに売り始めました。

1970年代には、有名人のテレビコマーシャル起用やフードの粒のバラエティ変化、飼主にとって「ナチュラル」で好ましく見えるような着色し、ペットの健康よりも飼主に「おいしくて食欲をそそるペットフード」のイメージで販売するようになりました。さらに、病気専用に成分構成された「特別食」や「食事療法食(処方食)」によって、「必要な栄養を理解するのは素人の一般人には難しい」という認識が生まれ、ペットの栄養については飼主自身の常識や判断よりも獣医、獣医はさらにフードメーカーのアドバイスを受け入れるようになりました。

1980年代には、「プレミアム」や「スーパープレミアム」と名付けられたフードが登場。このフードは猫にとってより栄養価が高いとされ、仔猫用、成猫用、メインテナンス用、パフォーマンス用、シニア猫用など猫のライフステージごとに異なる成分構成で販売され始めました。1990年代には、食事についての栄養知識を増やし始め、それと同時にフードの原材料表示にも注意を払うようになり、いくつかの原材料に疑問を持ち始め、最も疑問視されたのは合成保存料や酸化防止剤となります。合成保存料使用に関する世論の圧力を受け、ペットフードメーカーの多くがその使用を廃止、その代用としてビタミンC、ビタミンEを脂肪保存料として使い始め、そして現在に至ります。フードには、キャリーオーバー (製造会社で入れたものではない添加物については表示の義務が無い)がない点も注意が必要となります。パッケージの表示では化学合成物資・合成保存料等は何も入っていなくても、原材料の加工段階で既に入っている可能性はあります。そして今日、獣医は未だに添加物や合成保存料使用のキャットフードを推奨しているのが現状です。

食物アレルギーのアレルゲンは総じて、今までに食べてきたものにしか免疫反応は起こりません。そして、アレルギー疾患に対する治療方法は漠然とステロイドを使用することが多いのが現状です。しかし、ステロイドは一時的に臨床症状を改善することはできても、根本的な改善にはなりません。動物に対し負担がかからない方法を私たち飼い主が考えていく必要があるのだと思います。その為にも、まずは飼い主自身の食生活を見直す必要があるのだと思います。人口甘味料や保存料、添加物を極力排除した食事目指しペットにも優しい環境を創ることができればと考えています。

目次

ポーと猫の写真館

夏野菜がどんどん大きくなっておりベランダがジャングル化してます

色とりどりの夏野菜、収穫が楽しみです

【大葉ちゃん】虫に食べられてボロボロでしたがやっとここまで復活しました♪

【枝豆(湯あがり娘)ちゃん】あ~早くキンキンに冷えたビールと一緒に食べたい♪

【オクラ(緑)ちゃん】もうそろそろオクラも収穫できるかな~♪

【とうもろこしちゃん】こんなに大きくなりました♪

【ゴーヤちゃん】ゴーヤのグリーンカーテン♪
一つゴーヤの実が大きくなっていました♪

【四葉きゅうりちゃん】明日辺りに収穫できるかな♪

【四葉きゅうりちゃん】ミツバチがいました♪

【スペアミントちゃん】葉っぱが大きくなってきました♪

【メロンちゃん】こちらにもミツバチが♪

【なす(千両二号)ちゃん】なすのお花は大好きです♪

【なす(千両二号)ちゃん】2本の苗から5つのなすができています♪

【ピーマン(京みどり)ちゃん】今年も豊作の予感♪

【キャットニップちゃん】今年も白いお花が見れるかな♪

【スナックサンマルツァーノミニちゃん】少しずつ大きくなってきました♪

【ミニトマト(オレンジ)ちゃん】だんだんとオレンジになってきました♪

【ミニトマト(キラーズ)ちゃん】黄色のミニトマトが早く出来ますように♪

【ハンキングトマトちゃん】もう収穫できますね♪

【エンダイブちゃん】毎朝サラダでモリモリ食べています♪

【オレガノちゃん】蕾がたくさん出来ています♪

【巨峰ちゃん】今年はお花が咲きませんでした・・・来年咲きますように♪

【カマキリちゃん】小さすぎ~♪

【カマキリちゃん】大きくなれよ♪

【あおちゃん】今日はあおちゃんまったりしてるの・・・いつもだけど(*ΦωΦ*)

【そらちゃん】そらちゃんは休憩してるの・・・(=・ω・=)

【ふうちゃん】ふうちゃんは玄関でパトロールしてるの・・・(=ↀωↀ=)

【りくたん】ベランダが緑でいっぱいになってきたよ~(Φ∇Φ)

【かいちゃん】かいちゃんは筋トレしてるの・・・(ΦεΦ)

【くうちゃん】くうちゃんは猫パンチの練習してるの・・・(ΦωΦ)ノ

【そらちゃん】んん???もしかして・・・!

【そらちゃん】キタ━━ヽ(ΦωΦ*)ノ━━!!!!クレージーゾーン!!!!!

【そらちゃん】そらちゃんこれ好きすぎ!ジャンプしたくなる~(*Φ∇Φ*)

【そらちゃん】必殺!!!!!そらちゃんのどすこいジャァァァンプ!!!!!

【くうちゃん】くうちゃんも飛びます♪飛びます♪

【くうちゃん】必殺!!!!!くうちゃんのテヘペロ(・ω<)ジャァァァンプ!!!!!!

【あおちゃん】最近のそらちゃん・・・めちゃクレージーだよね・・・
一体どうしたんだろうか・・・じゃあな・・・(ФДФ)

【りくたん】ヒャッハー!!!!!あおちゃんには悪いけど、今日のシメはりくたんがもらったぜ!!!!!
ウィッヒッヒッヒ~~~ヾ(*ΦωΦ)ノ

猫の健康管理 6月16日

りくたん(ベンガル):うんち(6:12 正常)
あおちゃん(ロシアンブルー):うんち(6:35 正常)
そらちゃん(ロシアンブルー):おしっこ(9:32 正常)
かいちゃん(ベンガル):おしっこ(10:39 正常)
かいちゃん(ベンガル):おしっこ(20:38 正常)
確認できた時間

猫の健康管理 6月17日

かいちゃん(ベンガル):おしっこ(10:37 正常)
りくたん(ベンガル):うんち(16:42 正常)
ふうちゃん(アビシニアン):おしっこ(16:46 正常)
確認できた時間