【お散歩シリーズ】第51回 江南藤まつり(愛知県江南市)を見に行ってきたよ♪|藤の花言葉は「あなたを歓迎します」♪|4月22日は満月 藤の花のライトアップと満月が同時に楽しめます♪

藤は桜と並んび春の息吹を感じる花。今年も藤まつりに行って来ました。尾張2大藤まつりでもある曼荼羅寺公園(愛知県江南市)の藤の花。私の大好きな色のパープルの藤の花がたくさんたくさん咲いていました。本当に綺麗な藤の花に心が癒やされました。2016年4月22日(金曜日)は満月。藤の花と満月、そしてライトアップも楽しみたいと思います🐾

目次

藤の花と歴史

藤の名前が日本の歴史に最初に登場するのは、古事記(712年 和銅5年)に太朝臣安萬侶(おほのあそみやすまろが編纂し、元明天皇に献上され、万葉集や枕草子や源氏物語などにも藤について美しく書かれています。

藤は繊維としても使用され、江戸時代までは作業衣などにも利用されました。藤衣は喪服に使用され避けられることもありますが、垂れ下がった花は稲穂を連想させ豊作を予兆する木として神聖なものと考えられる一面もあります。藤のは文様は古くから用いられて、京の三大祭りの1つである葵祭の牛車の飾りは藤ですし、小袖の文様や陶器、蒔絵、家紋など様々な場所に用いられています。

万葉集 藤(ふじ)を詠んだ歌

・藤波の花は盛りになりにけり奈良の都を思ほすや君 作者: 大伴四綱(おほとものよつな)
・須磨の海女の塩焼き衣の藤衣間遠にしあればいまだ着なれず 作者: 大網公人(おほあみのきみひと)
・恋しけば形見にせむと我がやどに植ゑし藤波今咲きにけり 作者: 山部赤人(やまべのあかひと)
・我が宿の時じき藤のめづらしく今も見てしか妹が笑まひを 作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
・藤波の咲く春の野に延ふ葛の下よし恋ひば久しくもあらむ 作者: 不明
・藤波の散らまく惜しみ霍公鳥今城の岡を鳴きて越ゆなり 作者: 不明
・春日野の藤は散りにて何をかもみ狩の人の折りてかざさむ 作者: 不明
・霍公鳥来鳴き響もす岡辺なる藤波見には君は来じとや 作者: 不明
・大君の塩焼く海人の藤衣なれはすれどもいやめづらしも 作者: 不明
・かくしてぞ人は死ぬといふ藤波のただ一目のみ見し人ゆゑに 作者: 不明
・敷島の大和の国に人さはに満ちてあれども…(長歌) 作者: 不明
・春へ咲く藤の末葉のうら安にさ寝る夜ぞなき子ろをし思へば 作者: 不明 
・妹が家に伊久里の杜の藤の花今来む春も常かくし見む 作者: 大原高安(おおとものたかやす)
・藤波は咲きて散りにき卯の花は今ぞ盛りと…(長歌) 作者: 大伴池主(おおとものいけぬし)
・藤波の咲き行く見れば霍公鳥鳴くべき時に近づきにけり 作者: 田辺福麻呂(たなべのさきまろ)
・明日の日の布勢の浦廻の藤波にけだし来鳴かず散らしてむかも
・思ふどちますらをのこの木の暗の…(長歌)
・藤波の花の盛りにかくしこそ浦漕ぎ廻つつ年に偲はめ 作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
・桃の花紅色ににほひたる面輪のうちに…(長歌) 
・霍公鳥鳴く羽触れにも散りにけり盛り過ぐらし藤波の花 作者: 大伴家持(おおとものやかもち)
・藤波の影なす海の底清み沈く石をも玉とぞ我が見る 
・多胡の浦の底さへにほふ藤波をかざして行かむ見ぬ人のため 作者: 内蔵縄麻呂(くらのつなまろ)
・いささかに思ひて来しを多胡の浦に咲ける藤見て一夜経ぬべし 作者: 久米広縄(くめのひろなわ)
・藤波を仮廬に作り浦廻する人とは知らに海人とか見らむ 
・ここにしてそがひに見ゆる我が背子が…(長歌) 
・藤波の茂りは過ぎぬあしひきの山霍公鳥などか来鳴かぬ  作者: 久米広縄(くめのひろなわ)

愛知県 藤の名所

曼陀羅寺公園(江南市)

西山浄土宗曼陀羅寺境内の曼陀羅寺公園に、九尺フジ、紫カピタンフジなど約60本のフジが咲く。また約200株のボタンもある。ライトアップは18:30〜21:00まで。
開催日:江南藤まつり 平成28年4月21日(木曜日)~5月5日(木曜日)
場 所;江南市前飛保町寺町202
駐車場:150台(有料)
関 連:曼陀羅寺(まんだらじ)
西山浄土宗。後醍醐天皇が天真乗運上人に命じ元徳元年に5ケ年の歳月を費して造営された寺で、現在の正堂は峰須賀小六家政公により寛永9年造営寄進された建物である。曼陀羅寺には8カ寺が位置し、国の重要文化財をはじめとして県・市指定の文化財及び織田、豊臣、徳川から下附。
早咲きから遅咲きまで12種約60本の藤が園内の藤棚を張り巡らし、紫・紅・白など色鮮やかな藤や、長く優雅な花房から短く可憐な藤まで、様々な姿の藤を楽しめます。期間中は『江南市縁の7人の戦国武将行列』など盛り沢山の催し物があります。藤の甘い香りを静かに楽しみたいのであれば、まだ誰もいない早朝がおすすめです。
300株の「ぼたん」も同じ時期に咲き誇り、来場者の目を楽しませてくれます。
問合せ:第51回 江南藤まつり 公式サイト

天王川公園(津島市)

津島は昔藤浪の里と言われ、藤の名所であった。この藤の名所を再現した藤棚は、長さ275m、面積は約5,034㎡で12種類114本の藤が咲き誇る。棚の下には疎水も流れ情緒満点。「尾張津島藤まつり」も開催(天候により中止のイベント有)。
開催日:尾張津島 藤まつり 平成28年4月21日(木曜日)~5月5日(木曜日)
場 所:津島市宮川町
駐車場:約850台有料1,000円(尾張津島藤まつり期間中)
関 連:日本有数の藤棚。12種類114本の藤の木で形成されてる当地の藤の棚の特徴は、全長275m、総面積が5,034㎡もあります。夜にはライトアップも楽しめ、まつり期間中には様々なイベントが行われます。
花と緑で一杯のこの公園は、藤、スイレンのほか、美しい桜が見られる。約300本のソメイヨシノ・ヤエザクラ、シダレサクラ、特筆モノは黄色い花が咲く2本のウコンザクラ。
問合せ:津島市観光協会

ポーと猫の写真館

【そらちゃん】わぉ〜♪藤の花がたくさん咲いてるよ〜(ФоФ)

【そらちゃん】藤の花ってとってもいい香りがするね〜(ΦεΦ)

【そらちゃん】藤の花と記念撮影♪

【そらちゃん】あっ!クマ蜂が飛んでる〜(ↀДↀ)

【そらちゃん】藤の花ってぶどうの房みたいだね〜(Φ∇Φ)

【そらちゃん】牡丹の花も咲いていました♪牡丹とそらちゃん♪