猫だってチャレンジ!!|日本の医療とTPP(25)

3月も今日で終わり、明日から4月ですね~(^▽^)/

時間が経つのは早いです。

タンスに登れるようになりたいって言っていたりくたんが

今日、タンスに登れるようになりました~(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチパチパチ♪

何度も登ってドヤ顔で私を見下ろしています(≧▽≦)

あとはぁ~あおちゃん・・・だけ・・・

まっ!いいかぁ~( ´艸`)

目次

ポーと猫の写真館


【くうちゃん】ふ~ん 明日から4月なんだ~<(*ΦωΦ*)>


【あおちゃん】あおちゃんには関係ないもん~イカ耳シャキーンヾ(=`ω´=)ノ”


【りくたん】りくたんは4月になったらタンスに登れるようになりたいの♪ぷぅ~(ΦзΦ)


【かいちゃん・くうちゃん】りくたん頑張って~(ΦωΦ)ノ


【かいちゃん・くうちゃん】タンスに登れないのはあおちゃんとりくたんだけだもんね(Ф∀Ф)


【ふうちゃん】こらっ! それを言ってはいけません!


【りくたん】みてみて!!!!!登れた!!!!!りくたん登れたっ!!!!!


【りくたん】りくたん ドヤ顔 (○`ω´○)キリッ!!


日本の医療とTPP(25)

国際連合世界食糧計画(WFP)2013年10月1日の報告によると、世界ではおよそ8億4200万人(8人に1人)が飢餓に苦しんでいます。そして、飢餓人口の98%が途上国に集中しています。アジア・太平洋地域には世界の飢餓人口の3分の2に相当する5億6,300万人が暮らしています。世界人口に占める女性の割合は半分を少し上回る程度です。しかし、飢餓人口の6割が女性です。世界の飢餓人口の65%は7つの国(インド、中国、コンゴ民主共和国、バングラデシュ、インドネシア、パキスタン、エチオピア)に集中しています。栄養不良により、発展途上国において5歳になる前に命を落とす子どもの数は1年間で500万人です。世界の5歳以下の低体重の子どもの7割以上が10カ国に集中しています。特に南アジアには5割以上が暮らしています。途上国では、約1,090万人の子どもが5歳の誕生日を迎える前に命を落とし、このうち6割は飢餓や栄養不良に関連した病気が原因とされています。鉄分欠乏症は、世界でもっとも罹患率の高い栄養不良の一種で、およそ20億人がかかっています。鉄分欠乏症にかかっているすべての人を治療することができれば、国の生産性を20%も向上することができます。ヨウ素欠乏症は、知的障がいと脳障がいの最大の原因で、世界で19億人がかかっています。ヨウ素欠乏症は、調理に使う塩にヨウ素を添加することで簡単に防ぐことができます。

発展途上国では慢性的な食糧不足のために飢餓視野争いが起こっています。しかし、地球規模で見ると、じつは、食料は地球上の人々を養うに十分な量があるのです。これはWFPでさえ認めている事実です。なのに、なぜ餓死者が出るのでしょうか。第一の原因は「食糧供給の不均衡」にあります。すべての食糧が世界中に均等にすみずみまで行き渡らず、先進国や富裕層に偏って供給されているという現実です。第二には、食糧廃棄の問題です。

また、市場価格を維持するために、発展途上国でさえ、収穫が多すぎたときには廃棄されています。さらにロックフェラー財団、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などによる農業破壊によって世界の土壌が荒廃し、多様性のある食糧生産が阻まれているという深刻な問題も深く関係しています。

こうした一連の問題は、近代の金融資本主義にとって当然の帰結であり、現代の社会経済システムの最大の欠陥となっています。政治的な色合いが強く、世界の社会経済システムが変わらない限りは抜本的解決をみることはできないでしょう。そして、食糧事情はここ数年でさらに悪化しています。それは、食糧の不均衡という問題だけではなく。「食糧の質」がかなり悪化しているということです。

経済的に豊かで社会的地位の高いヒトは、危険な食品を日常的に避けているため、健康度が高いという事実があります。しかし、私たち一般の人間は、何が危険であるかすら知ることができず、危険と分かったところで避けようがない状態にあるのも事実です。

かりに「食糧の質」の問題が解決されたとしましょう。それで問題解決となるでしょうか。いや、もっと深刻な問題がいずれ私たちを襲ってくるのは間違いないと断言できます。飢餓をなんとか脱出して、腹いっぱい食べることができるようになったとしても、食糧の質が悪いものであれば本当の意味で食糧の問題が解決しているとはいえません。「食糧の質」の悪化は、飢えをしのいだとしても、飢えよりもひどいさまざまな病気を引き起こす可能性があるからです。

食べ物は、私たちが母胎にいるときから死ぬまでの間に一番体に影響を与える環境因子です。もっと身近で私たちの心身の健康に密着に関係しています。ラットの実験では高カロリー食を与えられた雄性ラットを父に持つ雌性ラットは、生まれながらにして糖尿病の初期状態を呈したという結果が報告されています。これまでも妊娠中の女性の食生活が生まれてくる子供の体質に影響を及ぼすことは知られていましたが、実験の結果は、母親からの影響に比べれば微弱ではあるものの、純粋な環境因子である父親の食生活の影響も将来生まれてくるであろう次世代に伝わることを示しています。このように、とりわけ食糧の質は、「健康の根幹」といえます。しかし、私たちの生きている現代社会では、その食糧の質さえもコントロールされています。これは、医薬品同様、私たちの健康に対する直接的な脅威です。

1974年、当時のアメリカ国務長官(第56代)であったヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー(Henry Alfred Kissinger)がロックフェラー財団の意向を組んで制作した『国家安全保障検討覚書200』には、「石油を制すれば、国を支配できる。食糧を制すれば、人民を支配できる」という有名な言葉があります。これはロックフェラーたちの単なる思いつきではありません。エネルギー(石油、原子力)を支配し、さらに医療を支配し、それにも飽き足らずに食糧支配を何十年も前から用意周到かつ計画的におこなっているので。これは現在進行形で起こっている事実であり、食糧支配から「病気作り」の一端を担っているということになります。
国際連合世界食糧計画(WFP) 公式サイト
つづく・・・