Platycerium madagascariense マダガスカリエンセ ビカクシダ 栽培記録 2019/5/10

Platycerium 栽培記録 2019年5月10日焼杉板を作ったよ♪

師匠から「目で見て盗め!」と叱咤されているように思う。栽培方法に関して細部を指導していただけるほど優しい環境ではないので、とにかく考えて試してみてみる。「目で見て盗め!」と叱咤する世界は「暗黙知」が中心となる世界なのだと思う。確実な栽培方法が存在しない世界だからこそ、今目の前にある植物や写真を見て、観察し、考える必要があるのだと。

植物が育ってきた環境をイメージしながら育成環境を創る。同じ環境を創り出せれるなら簡単なのだが・・・。今日は杉板に根腐れ防止と水はけを良くするために穴を開け、板がをバーナー焼く。表面をバーナーで焼き炭化させることで紫外線から守られ対抗し・耐久性が増す。

焼いた直後は炭が付いた状態で、鼻にティシュを詰めて、たわしを使って磨き上げる。ヤッケを着て風向きを考えてひたすら炭を落とす。磨きあがった板と師匠の板を見比べる。下手だな〜と感じる。何が下手だって具体的に書き出したらきりがないけど・・・ドリルで穴を開ける際にできるバリとか・・・とにかく焼いた板だけ見比べても美しくない。師匠は1度に50枚も焼き杉板を作るそうだ。すごい!

でも、じ〜っと見比べるのは本当に勉強になる。どうしてここに穴を開けたのか、水苔の巻き方、糸の巻き方縛り方、株の配置などなど・・・。それを考えながらまずは真似をする。なんだか、リバース・エンジニアリングみたいで、師匠の積み上げられた経験や複雑化した考えや技、育成方法をリバースによって導き出す。植物の育成を考え、保守や拡張性など次につなげることができればと。コツを集中しながらいつか高みに登って行けたらと思う。

したっけね〜♪

【Platycerium madagascariense】
【Platycerium madagascariense】カタツムリに貯水葉を食べられてわや!
【Platycerium madagascariense】幅広タイプと細長タイプ