2012年の6月より毎日楽しく猫ちゃんと生活をしています。猫ちゃんの一日の睡眠時間が長く最初は驚いたものです。この長い睡眠時間から「ネコ」という言葉の語源が「寝子」ではないかと言われています。
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ポーと猫の写真館
子猫の場合:1日に長い時で20時間程度
成猫の場合:1日に12~14時間程度
睡眠のサイクル(レム睡眠:約30~90分 ノンレム睡眠約6~7分)
私たち人間は8時間眠れば「熟睡」と言えますので、人間の2倍ぐらいは、眠っていることになります。1日約14時間は眠っていますが、熟睡(ノンレム睡眠)はそのうち3時間程度になります。浅い眠りであるレム睡眠の時間が長いのは、突然外敵が現れてもすぐに反撃や逃走ができるからです。
では、なぜ猫ちゃんはそんなに長い間眠っているのか。今回は、猫ちゃんが良く眠る理由について、調べてみました。
猫が長時間眠る理由
猫ちゃんは、元々野生の動物で、トラやライオンと同様、獲物を狩る時に備えて、エネルギーを温存しています。野生の動物は自分で獲物を捕獲して生活をしていました。今では室内外の猫ちゃんの場合は獲物を自分で捕獲しなくても、人間が餌を与えてくれるので、猫にとっては幸せでたまらないのでしょうね。
しかし、猫ちゃんはほとんど1日中眠り、夜中になると動き出します。これは、野生の本能で昼間は獲物を狩るための体力を温存するためにひたすた睡眠を取ります。
そして、夜になり、獲物が眠りに付く頃になると、猫は動き始めます。昼間、活発に動いている獲物を狙うより、夜眠っている獲物を狙う方が簡単に狩りが出来るはずです。
今では、狩りを行う必要はないので、昼間平然と起きている猫ちゃんもいますが、やはり多くの猫ちゃんが昼間はのんびり日の当たる所で眠っています。それが、かわいい所でもあります。
猫ちゃんは犬と違い、順応性があまり高くなく、野生の本能のまま生きています。そこを無理矢理人間本意の飼い方をしてしまうと、どんどんストレスが溜まってしまいます。
猫ちゃんは居心地のよい場所をみつける名人です。だから寝ている場所は、その家・部屋の中で特等席です。眠っている猫ちゃんはかわいくてちょっかいを出したくなりますが、遠くから見守っているのが一番なのかもしれませんね。